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現代人の大腿と膝の凝り

 
前回の「現代人の股関節の凝り」に書いたように、現代人の股関節には軟骨のような凝りがあります。
同じように太腿の内側には軟骨のような凝りが棒状に入っています。
人によっては大腿骨より太い凝りです。
そして、この凝りは股関節の凝りに繋がっています。
特に大腿の内側の付け根をツボナージュでしっかり治療することで、股関節奥の古くて硬く冷たい凝りをしっかり取り除くことができます!
 
 
なぜ? こんな凝りができてしまったのか?
股関節と同じで「現代人の座り過ぎ」が原因です。
ほんの数十年前までは起きている間は、座る間もないほど動いて働いていた人類は、今は
座りっぱなしで目と脳で労働しています。
 
 
同じ理由で膝裏の凝りも変化しています。
膝裏の真ん中には委中という、とても大切なツボがあります。
昔から「腰の痛みは委中でとれ」と言われて、座る間もなく働いていた時代の腰痛の特効ツボでした。
座りっぱなしの腰痛でも特効ツボであることは今も変わりません。しかし昔は膝の裏の横紋(シワ)の中央をしっかり圧すことで治療できたのですが、
現代人では、横から見るとまるで深い器の様な膝の中にゴロゴロと軟骨状の小石大の凝りがたくさん! 本当にたくさん入っています。
 
これを一つひとつツボナージュで治療して溶かしていくことで、腰痛だけでなく、坐骨神経痛も、もちろん膝痛も治療できるだけでなく予防もできます。
しっかり治療しておくことで加齢による膝痛、腰痛を予防できることは肉体年齢を若く保つことに、とても有効です。
足が元気なことは脳の健康に繋がっていますから、とても大切ですね!
 
 
ここで「治療院rita」に来られない方へのアドバイスです。
とにかく!  1時間に1度は立ちましょう!
湯船にゆっくり 10分から 15分つかりましょう! 40°から39°のぬるめで全然構いません。ご自身が気持ち良いと感じる温度で、身体を芯まで温めて血行を良くして、軟骨状の凝りを溶かしていきましょう。
 
仙骨に小さいサイズの貼るカイロを縦張りしましょう!
骨ごと温めることで、その下の血管も温め、温かい血液が足を流れるようになります。
現代人の凝りの特徴である軟骨状の凝りを溶かす、この行動は昔から言われる「頭寒足熱」「冷えは万病の元」、この2つの大切な言葉に完全にマッチしています。
ぜひ! 試してみてください!

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