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あるヨーギニーの自叙伝⑦苦しみから自分を救い出す


https://youtu.be/rimWs5iV-JI

豊田のお寺の僧侶尚文さんとYouTubeの番組を配信しています
こちらもぜひご覧ください。


上記のYouTubeを見ていただくと分かると思うが
私にとって、人生の一番の課題は「自分を助けること」
だか表面的には「母を助けること」であった。

不幸な母親を助けたい、でも助けられない。
どんなにいい子になっても、母を笑顔にさせてあげられない。
喜ばせてあげることができない。

一体、どうしたら母を闇から救い出せるのか?が
20代までの私のライフワークだった。

母の愚痴と泣き言を何百回と聞き続けた。
「もう昔の事を何回も言っても何も変わらないんじゃない??」
アドバイスしてみたら、ものすごい勢いで怒られた。
「あんたに私の何か分かるんだ!私の気持ちなど誰にも分からん!」

20代になり、産業カウンセラーの資格を取得してからは、傾聴し続けた。
学んだことが母の幸せに役立つかと思った。
とことん、母の話を聞いた。涙を流して話していた。
それでも母は不幸なままだった。

私は絶望した。
結局母を助けられなかった。
7年前に亡くなったが最後まで変わらなかった。

人生をかけて母を助けたかった。
私を産んでよかったと思って欲しかった。
私が私を肯定したかった。
生まれてきて良かったと思いたかった。

結局人は助けられないのだ。
この結論に思い至るまで
本当にたくさんの人を助けまくってきた。

ある日気づいた。
本当に助けたかったのは私じゃないの?
母を助けられない不甲斐なさを、自分の居場所のなさを
自分が存在していていいと思える何かが欲しかっただけでしょ。

私が一番誰かに「助けて欲しい」と願っていた。
これは間違いない。

気づいたのは大人になってから。
いまさら子供の頃にもらえなかったものを回収することは出来ない。
ならば、私が私を助けよう。必死で私を助けた。
私は私を助けることをあきらめなかった。

心理学、スピリチュアル、セラピー、占い、様々な手法を試していった。
どれも、私の納得いく答えにたどり着けなかった。

小手先のテクニックで癒やされるほどの傷ではなかったのだ。

世にある幸せになる方法はこんな感じだ。
感謝が足りないから、感謝しよう。
ひたすらアファメーションを唱えて幸せになる
引き寄せの法則でいい気分でいればいいことが起こる
過去の出来事を書き換えて幸せになろう

そうできたら、どんなに幸せだったか。
出来ないから苦しんでいるんだ。

汚いものにペンキを塗ってごまかしたって
根本が治らなかったら患者のままだ。

いい気分になれたらなら、こんなに苦しんでいない。
感謝できたなら、自分が存在していけないなんて思わない。
嫌な出来事の「おかげで」と思えたらどんなに楽だろう。

でも、出来ない。
自分の苦しみの深さを心底知ることになった。

私はそんな中、カウンセラーの講座で探求のソウルメイトと出会うことと
なった。

つづく・・・


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