オッペンハイマー見てきたので感想
ノーラン好きとしては、日本で全然上映してくれなかった本作がやっと上映されるということで初日に IMAX で見てきた。以下ネタバレあり。
最初に思ったのは、めっちゃノーラン映画だな〜。という感じ。構成がメメントみたいな感じ。
あと、BGM が凄い。なんというか不安になるような、焦らされるような感じのがオッペンハイマーの心情とリンクしてた。
印象的だったシーン
一つは実験の爆破シーン。
ここは映像も凄いんだけど、その爆破のシーンが無音だったこと。
BGM が凄い凝ってる作品だと思うんだけど、無音が一番インパクトある BGM だった。
もう一つは、オッペンハイマーがスピーチするシーン。
不安な BGM の正体がスピーチを聴く大衆の足音だったんだけど、
その拍手喝采、喜びの叫びのなかに、一つだけ悲鳴のような、明らかに喜びとは思えない叫び声があって、我に返るところ。
ここで、自分が作った兵器が、自分たちに向けられるかもしれないという、急に不安になるような演出が入る。
所感
個人的に、眠くなる映画はいい映画だと思っていて本作は結構眠くなる作品だった。(実際に眠くなるわけじゃないよ!)
オッペンハイマー自身は科学者として、自分がリードしてきた大きなプロジェクトの成功を望みつつも、実際に戦争に使われることに躊躇してる様子には、結構考えさせられるものがあった。
今回は、新宿のTOHOシネマズの IMAX でみたけど、
次回は、池袋のグランドシネマサンシャインの IMAX で見ようと思う。
なにより、今回は BGM が凄いしね。
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