【制作記録】コウテイペンギンのヒナ

こんにちは。鳥が苦手なりすすです。

なぜ苦手なのかと言うと、目が怖い(特にインコとフラミンゴ)、フンが臭すぎる(鳩にフンを落とされた経験あり)、大好きなリスを食べる(タカとかワシ)からです。

でも、ペンギンは好きです(マカロニペンギン属は顔が怖いので除く)。
ペタペタと歩く姿と水の中をビューンと華麗に泳ぐ姿のギャップがたまりません。

ペンギンカワイイスキ♡という軽い気持ちでコウテイペンギンのドキュメンタリー番組を見たのですが、ヒナが育つまでにはたくさんの試練があることを知り、驚きました。

子供を産む最初のステップとして、繁殖地でパートナーを見つけなければならない。
カップルの中に突撃して、無理やりパートナーを奪おうとするペンギンもいる。
パートナーが見つからなかったペンギンは子供を産むことができないので、繁殖地から去る。

極寒な環境の中で、お父さん※はヒナが孵るまで卵を温める。
※お母さんは出産後、減量してしまった分の体重を取り戻すために餌を求めて遠くに行ってしまうため、しばらくの間お父さんに卵を託す。

お腹いっぱいになって戻ってきたお母さん。
しかし、お父さんとヒナが寒さに耐えられず、死んでしまってることがある。

お母さんの母性本能により、無理やり他の夫婦のヒナを奪い、自分の子供にしてしまうことがある。
ヒナは奪われてしまうと二度と元の親の元には戻れない。

番組を見終えた頃には、ペンギンカワイイスキ♡なんて軽い気持ちはなくなっていて、厳しい環境でたくましく成長するヒナを作りたい気持ちでいっぱいになり、作りました。

すくすくと成長中！なコウテイペンギンのヒナです。
厳しい環境にも負けずに生きる姿を再現したくて、貫禄のある雰囲気に仕上げました。

ありがたいことに、この子はcreemaにて嫁ぎ先が見つかりました。
りすすの住んでいる地域よりも寒いところで元気に暮らしいています。

雪の中で楽しく遊ぶ姿をSNSで見た時は、りすすといた頃よりもイキイキとしているように見えて、とても嬉しかったです。

これからも、羊毛フェルトの動物マスコットをとおして小さな幸せをお届けできますように。


りすす

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