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親業に自信はない。だからこそ全力を尽くす。

30 代である程度現実を見れるようになってからの結婚、そして運良く子宝にも恵まれた。

妊娠中、私は不安だった。
家事も不得手、偏食、夜更かししがちで、対人関係も課題が多い、ダメな私が、人様の親なんて務まるのだろうか。子がグレて手に負えなくなったらどうしよう。未成年の犯罪ニュースが報じられるたびに、どこが子育ての分岐点になるのか教えてくれと身が竦む思いでいた。

その不安は母業 10 年目になる今でも完全に払拭されていない。

食や睡眠リズムを強制されるのが何より嫌だった私は、子に対しても強く言えない。
「どの口でそれを言うか」と私の中の小人がうるさいからだ。
だから「〇〇した方がいいよ。〇〇しないと××になるよ」となんともフンワリ言う。(そして他の人の力を借りる)

そう、自信がないからこそ、幼い頃から、祖父母や保育士さん、学童員さん、習い事先など、多くの大人と触れ合う機会を意識的に作り、私ができてないこと気付けないことを、(勝手に作った)チームで、見守って育てられるように環境構築してきた。

そして一番大事なのはことは、
子供は自分で選択して生まれてくることができず、親の判断で生を得たわけなのだから、
巣立つその日まで、「生まれてきてよかった。」と思ってもらえるよう、不得手で不器用なりにも全力でサポートするのが、親である私の役目だ。

そこがブレない前提で、
笑い多き日々を紡いでいければ、
私にとっても良い人生になるのではないか。

そして私が良い人生だったと楽しめることが、
ひいては私の親の幸せにも繋がるのではないか。
…と、生命の螺旋に思いを馳せる年初。

※写真は笑いながら波から全力で逃げる子供たち。この時間の尊さをかみしめる。

#ジブン株式会社マガジン
#親業
#育児
#生命の螺旋

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