ウィーンへ その11
ベルヴェデーレ宮殿の目玉はクリムト。ベルヴェデーレ美術館には特に作品が多いのではなかろうか。
Der Kuss(Liebespaar) 接吻
Liebespaarは辞書によると相思相愛の二人、恋人同士。
幸福感が溢れている。金色が美しく、足元のお花と緑もかわいらしい。
当然ここは他に比べれば人多し。
なぜか入り口にレプリカも置いてある。
クリムトは女性の絵が多いですが、私が気に入ったのは花の絵。
お花が優しく描かれていて好き。
Bauerngarten mit Sonnenblumen 農家の庭のヒマワリ
優しいヒマワリと色とりどりのお花たち。
Sonnenblume ヒマワリ
ヒマワリの葉っぱのグリーンと下のかわいいお花たち。
Forsthaus in Weißenbach I (Landhaus am Attersee)
ヴァイセンバッハの森の家(アッター湖の別荘)
おうちも蔦がからんだグリーン、とお花たち。
しかし、なぜかベートーヴェンフリーズに気がつかなかった。。日本に帰ってから上野で複製を見て知ったのでした。
他に印象に残った絵。
Eine Allee in Monets Garten in Giverny ジヴェルニーの庭の小径 モネ
モネの庭の素敵な小径。
Im Mai 5月 ヴァルドミュラー
パッと見たときに空の色が写真のようで。
Huldigung an Jacquin ("Jacquins Denkmal") ジャキンへの敬意 ナップ
ゴージャスなお花と下のオウムに目がいく。
一人でこの絵を見ていた綺麗な東洋人の女の子に写真を撮って欲しいと言われてシャッターを押したけどうまく撮れてるといいな。
お礼に撮ってくれると言ってくれたんだけど、絵と自分はちょっとなぁと思いお断りしてしまった。今にして思うと撮ってもらっても良かったかな。
日本語は辞書から自分でつけてみたので不自然な感じなのはしょうがない。
ミュージアムショップを見てから日陰を探しながら下宮へ。
直線で降りていくと日陰がない時間帯なので脇にそれながら歩くと緑が。
下宮
プリンツ・オイゲンの居住空間。プリンツ・オイゲンについてはその10で。https://note.mu/risuan/n/nab7a140f8302
流石に上宮に比べて見学者が少ない。
Mamorgalerie(大理石の回廊)
Das Goldkabinett(金色の執務室)
ここはのちにマリア・テレジアが改装。
Marmorsaal(大理石の広間)
素敵な空間です。
下宮にもミュージアムショップはあるけれど、上宮に較べると控えめ。
疲れてきたのでショップのために引き返す気はない。でもクリムトの素敵なしおりがあったのでお土産に。
下宮は特別展と離れで中世美術も見たけれど、私には今一つ。
睡眠不足のためこのままでかけても午後アウトになりそうだったので、一度ホテルでお昼寝をしてから出かけることに。
BackWerkというチェーン店(元気がないのでセルフで良かった)でライ麦パンのサンドイッチとフルーツジュースをテイクアウトしてからホテルへ戻って。ちなみに税金は飲み物20%、食べ物10%。オーストリアの付加価値税は飲み物の方が食べ物より高い。
地図をみると上宮と下宮の間にホテルがあったんだな。Renn通りの方にしか気が回らなかった。
ライ麦パンは体にやさしい気がする。食後、お昼寝をして体力回復。
ただ、すでに15時近く。行きたかったペーター教会の15時からのオルガンコンサートは間に合わず。残念。
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