信号を守るだけじゃなくて自分でも判断してみる
2歩も3歩も横断歩道に乗り出して信号待ち。
信号は守ってるから・・・大丈夫?
ルールを守る日本人
緊急事態宣言を出すかどうかの議論が盛んな頃、「法的強制力がないと従わない国もあるが、日本人は罰則なんて課さなくてもみんなルールを守るから大丈夫」というコメンテーターがいた。
東京で新型コロナウイルスの感染者が増えつつあるという最近のニュースの中では、「日本人は緊急事態宣言が解除されたら一気に外に出る」というコメンテーターがいた。
どちらにしても、他の国や地域の人と比べて、日本人はルールを守るという話。
車が来なくてもずっと信号を待つ日本人
確かに日本人はルールはよく守る国民性と言えるかもしれない。
明らかに車も自転車も来ないところでも、日本人は律義に信号待ちしていることが多い。
でも外国の方は、自分で状況を判断して、赤信号でもサッと道を渡ることが多いように思う。
信号無視をして万が一事故が起こった時は、ルールを守らなかった方に過失があると判断されるけど、信号さえ守っていれば正解なのか?
どこで信号待ちしてる?
信号待ちしてる歩行者の立ち位置を観察していると、車道にはみ出してる人をよく見かける。場合によっては、2歩も3歩も横断歩道に乗り出してる人もいる。
自転車に乗って信号待ちしている人も、前輪が完全に車道に出てしまっていることがよくある。
信号待ちしている歩行者の群れの先頭がほとんど車道にはみ出てるのに、その前を歩行者や自転車が通り、その向かいからは車が走ってくるなんていう光景も日常的に目にする。
でもこれって、信号待ちはしてるけど、かなり危険。
青信号になったらスタートダッシュ
ようやく青信号になったら、すぐに横断歩道を直進する歩行者。
黄色信号から赤信号になる間際にスピードを上げて通り切ろうとする車もあるのに、青信号になったからとすぐに動き出すのも危ない。
信号を守るのも大事だけど、自分で状況判断を
車道で信号待ちするくらいなら、車や自転車や歩行者が来ないことを確認したうえで、サッと渡ってしまった方が安全なんじゃないだろうか?
「信号さえ守っていれば大丈夫」ではなく、自己責任で、状況判断することも大事だと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?