親が生きてるって、当たり前じゃないんです

お友達が急逝しました。

朝、起きたら旅立っていたそうです。
突然、体調が変化したようです。

歳が近いし話も合うので
なんでもない時でも
ふらりと立ち寄って
どうでもいい話をたくさんしてたのに

ついこないだ
2人で畑に行ったのに

ついこないだ
ウチに野菜取りに来て
くっちゃべってたのに

ついこないだ
ウチの前を通って
近所にお買い物に行ってたのに

ついこないだ
ついこないだ

生きてたのに

仲良し親子さんで
いつも娘さんと一緒で

ワタクシはいつも
福の神（亡母）と過ごした頃のことを思い出して
この子達はまだまだずっと
こうして仲良し親子で
一緒にいられるんだろうな
羨ましいなと
思っていたのに

娘さんの心情を考えると

何も言えません

亡くなった彼女のお母様に
ご挨拶されました

娘はお友達ができたって
とても喜んでいました
仲良くしてくださりありがとう
これから実家に
連れて帰りますと

大事な娘を失われたのに
しっかりとした口調で
ご挨拶くださるお母様に

何も言えずにただ
鼻水ダラダラ流して
ぐしゃぐしゃに泣くことしかできない
自分がいました

こんなお友達で
ごめんなさいねお母さん

人はいつどうなるかわかりません

だからこそ

悔いなく生きて行かないと

そして
彼女が安全に
あちらの世界へ旅立てますように

残されたご家族が
健康で穏やかに過ごせますように

全てが守られますように

我が家も
あれからもうすぐ1年

福の神に
いつもより１本多く
お線香をあげて
お願いしました

大事なお友達が
そちらに行くからね
そう、ババも知ってるあの子
どうか暖かく迎えて
みんなで優しくしてね

こちらの世界では
ワタクシが
できることはしますから

頼みましたよ

我が家の福の神は
いつもの素敵なスマイルで
答えてくれたようです

あちらに行ってもいつも優しい福の神
きっと彼女も
娘さんの素敵な
福の神となって
守ってくれることでしょう

どうか癒されますように