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仕事仲間で友達の同い年ギャル

題名の通り、
私には仕事仲間で友達の同い年のギャルがいる。

彼女と知り合ったのは、ちょうど一年前ぐらい。

なんというか少し男性的でもあって(当時サイドを刈り上げていた)、
でも、美人で明るい子だなぁというのが第一印象。
ギャルっぽいがケバくは無い。
土屋アンナに似てるとも思った。

(今思うとパーツは似てないが、
彼女の見た目から伝わる美しさと強さというような印象はそっくり。)

第一印象から私は彼女のことが好きになった。
このこと一緒にいたらきっと絶対楽しい。
不思議とそう思った。

彼女はその仕事では初めてできた
同い年で女子の仕事仲間だったから嬉しかった。

ー・-・-・-・-・-・-・-・-

彼女は自分でもギャルだと言っているので、
ここでもギャルという扱いにしようと思うが、

なんせ、ギャルと友達になったのは私史上初めてである。

どういう話をしたらいいのか、
どういう態度をとったらいいのか、
上手く掴めずドキドキした。

彼女はそんな私の気持ちを知ってか知らずか
ずかずか入ってくる。

私はそんな彼女に対して、
仲良くなれて嬉しい反面、
自分と比べて劣等感を抱いた。

彼女は美人で明るくて、話していて楽しく、
立場とか年齢とか性別とか関係なく
誰とでもすぐに仲良くなれて輪の中心に自然となるタイプだ。
そして、悩みを相談して際には、軽くあしらって流すのでなく
真剣に向き合ってくれるし、慰めてもくれる。
仕事にも前向きで、どんどん先輩に頼って質問や練習をするから
上達も早く、先輩たちからも好かれている。

同じ仕事の集団の中で、
同じ21歳(当時)の女子ということで、
どうしてもそれを意識して比較してしまう。

ー・-・-・-・-・-・-・-・-

私は彼女に嫉妬しているんだ。
そう気づいてしまって、そんな自分を好きになれなかった。
彼女のことは好きだし、憎めない。

嫉妬するぐらいなら自分が変わればいいだけだと分かっていたが、
彼女と私では本業(社会人)、副業(学生)という仕事上の置かれている状況が違うし、そもそも彼女のようにその仕事の集団と関わりたいわけではなかった。

(ちょっと事情もあって)
その集団の中で、どうふるまえばいいのか分からず、
まだ手探りで輪郭がぼやぼや。今でもぼやけている気がする。

人に嫉妬したのは初めてではない。
普段から嫉妬を含めあまりネガティブな感情にならないように意識しているが、そんなものはきっと無意識にしているものだろう。

明確にこれは嫉妬だと認識したのは
久しぶりだったから持て余した。

色々な複雑さをふるいにかけると
いつもでてくるのは、彼女のことは嫌いになれない友人として好きだ。
大好きだ
という感情だった。

もうそれでいいのではないか。
少し疲れた。私は私だし、彼女は彼女だ。
彼女も見せないだけで、きっと色々な複雑さの中で、生きているのだろう。
(実際、彼女自身と二人で話すとその片鱗はある)

私が私の仕事のスタイルと仲間への関わり方のスタイルを確立させればいいだけの話。要するにきっと「慣れ」と「工夫」。

今はそう思っているから、
嫉妬だと自覚しながらも、彼女と比較して劣等感を抱くのは減った。
同い年、女子、良いライバルになろうじゃないか

仕事における数字じゃない。
今はどれだけ22歳の今を楽しみつくすかを心でひそかに競っている。

負けない。負けたくない。
私もいっぱい仕事して、いっぱい欲しいものも手に入れて、
したいことも叶えて、いっぱい友達と思い出作って、
もっともっと美しくたくましくありたい。

私と出会ってくれてありがとう。
君が目指しているかっこよくて綺麗な女に
一緒になってやろうよ。


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