見出し画像

あなたの肌バリアを壊すもの ~RISE土屋のコスメ迷い道4~

私が20代の頃、防腐剤不使用の化粧品が発売されました。2週間に一度、通販会社から化粧品が届くシステムだったと思います。
小さな瓶に入った「白い乳液」と「化粧水」を購入していました。

とてもお肌に良いように思えますが、防腐剤が不使用なだけで「乳液」には、通常、乳化剤(界面活性剤)が使用されています。現在、このメーカーの化粧品は「石油系界面活性剤不使用」となっていますが、界面活性剤に変わりありません。防腐剤は不使用ですが界面活性剤が美容に詳しい方なら、乳化剤(界面活性剤)が「肌のバリア機能を壊してしまうこと」をご存じかと思います。
    

「化粧水」自体も肌の上で蒸発する時、肌を更に乾燥させます。
↑化粧水で更なる乾燥&バリア機能の破壊↑ ダブルパンチでお肌は大変です。私は「化粧水」の使用をやめていますが、肌の調子は「化粧水」を毎日つけていた頃より良好です。「化粧水」が肌の乾燥に影響を与えていることは、あまり知られていない事実のようです。


私も植物性乳化剤(界面活性剤)を使った「手作り乳液」を自分用に作っていたことがあります。2005年頃だったかと思います。水・ベースオイル・植物性乳化剤・精油が原料です。
バームと比較したら「手作り乳液」は水分でよく伸びますし。使用感はなかなかです。そして、精製水はオイルより安いですから、オイル中心のバームより材料費がかからないんです。

「オイルに精油とミツロウを加えて作る手作りバーム」などは日持ちしますが「2005年の手作り乳液」は1カ月経たずにカビが発生しました←水分が多めですからね。。。水を加えている化粧品は防腐剤が必要になります。

製造から「3年以上品質が安定していれば」使用期限を記載しなくてよいのですが、「お肌の常在菌」に悪影響を与える「防腐剤」が入っていると考えた方がよいですね。薬機法の範囲では「安全」とされている一般的な化粧品ですが、界面活性剤・防腐剤の規制はそんなにありません。

界面活性剤(乳化剤)には肌に「成分を浸透させる」役目もありますが、バリア機能を壊しているからこそ成分が浸透するそう。ご注意くださいませ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?