[北欧デンマークで初出産] 妊娠20週目でデンマークに移住した時の病院の対応の記録。

妊娠約20週目ぐらいにデンマーク移住してきた私は、まずデンマークの医療システムに自分のカルテを作成してもらうところから始まる。

旦那と同じ地域のホームドクターに電話で連絡をいれてから、実際に病院に行くまで2週間近く待たされた。

日本のクリニックで翻訳してもらった妊娠の状況・血液検査・細菌検査(性病・HIV検査など)の結果を翻訳して記入してもらった書面のデータをすんなりと受け入れてもらえたので、同じような検査を2カ国で二重でしないで済んだ、と思ったのだが・・・・。
なぜだか!!ホームドクターのパソコンのシステム上、血液型はをマニュアル操作で入力できないから、採血をしてくれとのこと!!!!!
その他の全ての情報は日本の情報そのまま使えるのに、なんで一番ベーシックなことがマニュアルで入力できないの、、、涙

結果、最初の検査から1ヶ月半後に採血のためだけにホームドクターに行くことに・・・。しかも当時まだビザ降りてなかったので、これは実費になると言われたけど、採血後1ヶ月以上経ってから請求がきた。

2回の診察と2分の血液検査の合計3回で3200kr (5万円)。まじかよ。

ちなみに、ビザありの外国人やデンマーク人はもちろん、デンマークに住んでいる人なら出産に関する全ての費用は無料。
でも、エコーは妊娠周期11週目と19週目ごろにしかとらないので、日本みたいに何度もエコーをしてもらおうと思うと実費になるらしい。

ちなみに、海外から出産しに来たり、親身で手厚いプライベートクリニックのサービスを受けようと思うと諸々の予算は全部で37000kr (60万円)ぐらいになるそう。

デンマークの配偶者ビザが下りるまでに最大10ヶ月かかるので、ビザ待ちの状態だと住民票がない外国人扱いになって、全額負担なのかなぁと一応お金は準備しておいた。

配偶者がデンマーク人で、両親が正式に婚姻関係にあるので生まれる子供もデンマーク国籍を持つことになるが、母親がデンマークに住民票がないが、デンマークに移住・出産をするというケースは、移民局での扱いもかなり少ないケースだろう。。

なので、今回出産予定になる病院の事務局も、私たちのケースの扱い方にかなり困惑をして1ヶ月ほど審査期間を設けてくれたのだが、本当にほんとーーーうに有難いことに、今回の出産までにビザが下りていなくても無料で検査・出産に携わってくれるという診断を下してくれた。ありがたやありがたや。

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