百鬼夜行渋谷アタック大作戦 #01 眠るあなたのためのプランB
百鬼夜行渋谷アタック大作戦。導くし、導かれたい
当日のパフォーマンスは原宿駅竹下口から始まる。
最高にキメキメで浮かれた集まり。自らの意思で街から浮いた集まり。
まほほんの演劇。脚本は19歳の演劇作家B子ちゃん。
街から浮いた存在のまま、手すり、角っこ、地面と友達になるように戯れ、人の間をすり抜けパジャマ姿で街を泳いでいた。ストーリーはなく、声明か演技か日常のようななにか。
一気に周りの空気が期待の熱を帯び、それぞれ演劇が見える位置を探し、工夫して移動する。
酒飲みからアルコールをもらいゴクリ、ぱんだと子供のようにハグ、数人が突然ぴょんぴょん跳ね出し合唱。
街の雑踏を歩く。いつの間にか人の声の中に、セミの声、大きな木が揺れる音が混ざり出して代々木公園へ。
まほほんは木の枝を持って軽快に明るい芝生を走る。その後をみんなも走って追いかける。
長寿の木が生茂る深い森の奥。風がざわざわ、とにかく平和と不気味の間という印象で、静かに感じた。
パジャマ姿の男に夢の世界に案内された。
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