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捨てたもんじゃないな

誰かが困っている時、
多分その「誰か」は
それに対して諦めの一歩手前にいる。

今日気づいたことなのだが、
どうやら私はその諦めを食い止めたいみたいだ。

今日は自分の行動力に驚いた日だった。

詳しい話は守秘義務ということで割愛するが、
簡単に話をすると
集団の中の一人が困っていた。
その人は集団に対する「信頼」を諦めかけていた。
その状況にいても立ってもいられなかった私は、
ノーメイクで、寝癖のついた髪を無造作に束ね、
深めに帽子をかぶって急いで家を出て駆けつけた。
いつもなら自転車で10分近くかかる場所まで
5分ほどでたどり着いた。
そのくらい全力だった。

たどり着いた先で、困っている当事者の方は
忙しそうにしていたので、
その人に挨拶もできず、
自分が出来そうなことをして帰った。

家に帰ってから、解決の知らせがスマホに届いた。
その時驚いたのは、
自分の目から自然と涙がこぼれてきたことだ。

そしてふと気づいた、というかひとつの言葉が
頭に浮かんだ。

「捨てたもんじゃないな」

そう思って欲しいのかなと、。

誰かが世界に対して少しでも希望をもって
それが保たれるのが、私は嬉しいんだなと。

そんな小さな収穫を得られた1日だった。

(数日前の下書きより)

草々

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