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2週間が経ちます。

ご無沙汰しています、梨沙です。

搭乗時間ギリギリに書き殴った文章から明日で早2週間。
2週間前の私が想定していたよりも、ずっと楽しく、穏やかに毎日を過ごしています。
「帰りたくない」という心境にこそなっていませんが、「帰りたい」と思うこともとても少ないです。日本で会いたい人はもちろんたくさんいるし、家のベッドやラーメンが恋しくないわけではないけれど。笑

そして、楽しく過ごしてはいますが、葛藤や悩みがないわけではないです。
むしろ楽しく過ごせるからこその、本質的な悩み、苦しみ、葛藤に向き合えているのかなと思っています。

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この2週間で気づいたことの一つ目が、私は「頑張っている」と自分を認めるための手段として「苦しむ」ことを選択していた場面が多いということです。だから、「苦しみから積極的に抜け出そうとしない、苦しみを主体的に解決しようとしない」自分がいました。

カッコよく言っているけれど、要は、苦しむ自分に酔っていただけということです。

だから、今までの1人海外2回では、まともにご飯を食べなくなったり、日本にいる人とたくさん電話したり、そうやって日々を過ごしていました。確かに、そうやって過ごした時間はすごく苦しくて、その時の自分には精一杯だった行動をとって、それなりの成長ができた。

でも、弱ることに酔っている自分が、いい加減あまり好きになれなくなってきて。弱ることに酔うことで傷つける、自分を大事に思ってくれている人に胸を張れなくなってきて。
日本を出る前は頭になかったことが、ベトナムについてしばらく落ち込む自分に向き合っていると、浮かんできました。

そして、「積極的に生きてみようとすること」「積極的に楽しもうとすること」をなんとなく、初日に目標におきました。

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今のところ結果は良好。毎日たくさんご飯を食べて、筋トレをして、生徒とたくさん話して、たくさん笑って。「楽しい!」と胸を張って言える日々を過ごしています。(ついでに腹筋も少し割れてきました。)

今回は、(ベトナムの空港で初めて会った)日本人が1人いるという点、それと日本語学校勤務なので日本語をずっと話しているという点で今までとは大きく違います。
そして、何と言っても「先生!」「りさ先生!」と呼んでくれる生徒たちがすっごく可愛い!!!!!
可愛くて可愛くて、たくさん話したいと思うし、一緒に時間を過ごすことが全く苦ではない。先生たちも優しくて、一緒にいて楽しくて、ボケとツッコミを繰り返しながら友達になれて。ご飯も美味しいし、物価は安いし、そんなに治安も悪くないし、泊まっている寮の環境も十分いいし。油断大敵ではありますが。


そうやって、毎日を元気に楽しく過ごしていると、向き合う悩みや葛藤が、今までとは全然違うものになりました。

今までは、自分の責任や、外の環境への緊張感に向き合っていることが多かったです。
でも、今向き合っているものは、
・自分が「梨沙」としてこれからの人生で本当に大事にしたいこと
・ずっと気になっていた言葉と自分と相手との関係性
・生徒たちに自分には何ができるのか
・この自分をどう使えば彼らの幸せにつながるのか

などです。

切羽詰まって、今にも泣き出しそうなギリギリ感はないです。びっくりするくらい、ない。
けれど、毎日考えて、やってみて、うまく行ったものにもいかなかったものにも向きあって、生徒と話して、次の日のあり方を決めて、日々を過ごす中でふと出会う人や言葉や自分の変化や引っ掛かりを書き留めて、言葉にして、と、落ち着いて、それでも早く進んでしまう時間に焦りながら、毎日を出来るだけ意味のあるものにしようとしている感覚があります。

もしかしたら、物心ついてから初めてなんじゃないかと思うくらい、穏やかに考えて、素早く動いています。(周りから見たらそうじゃないのかな笑)
実は、渡航前は、そんなギリギリ感を得られないかもしれない、ともう1人日本人がいることもマイナスに思っていました。けれど、同じ環境に放り込まれた日本人がいることは、自分を相対的に見つめ直すいい機会になって、すごくよかったなあと思っています。

(それもこれも、何かしたいと思った時にある程度は自分で動けるようなスキルとナレッジを持っていることが大きいなあと思っています。この2年間、ギリギリで頑張ってきたことが今の時間を生んでいると思うと、全部が全部間違いなわけではなかったなあと。)


そんなに何回も読み直して書き換える時間もなく、相変わらずの駄文ですが、読んでくださった方、ありがとうございます。
そして、私のこの6週間を応援してくださっている方にも、お礼を。
ここからの1ヶ月がとてつもなく長いのかな。また会える新しい自分に期待を込めます。

頑張ります。

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