ゆっくり

細くて長くて
それでいて
とっても丈夫で
みんなが
持っている


離れていても
記憶にあれば
ずっと
繋がっている
切りたくても
切れない糸


その糸を
だれかに渡したい
という想いが
だれかを
助けるときもある
かもしれない


渡すときには
強すぎず
絡まないように
そっと
優しく




渡しても
手にとって
結ばなければ
糸にはならない



それでも
その糸に
私の想いは
詰まっているはず。



青い空で
ねじれて絡まってほどけて
みんなを
繋いでいる


私の糸も
そのひとつ
になるといいな
って。





顔を上げて
精一杯生きていれば
ひとつの糸を
手にとって
結んでくれる人が
いる気がするんだ

















1年もあと少し今年のまとめも始めたいものです。