物件訪問がてら巣鴨散策

戸建をネットサーフィンし始めた頃。私が学生時代からずっと文京区付近に住んでいたこともあり、港区、文京区、その辺りを見ていました。初期はなんとなくの立地、そして何より間取り優先でネットを眺めていたように思います。夫が巣鴨で気になる物件を見つけました。

文京区千石アドレス。最寄駅 巣鴨徒歩10分以内。リビング20畳。駐車場あり。9000万内。

確かに巣鴨は意外と便利。山手線&都営三田線も使える。

でも学生時代からそのあたりを知っている私はイマイチだなぁと思っていました。あまり明るくなくて、ラブホテルがあって。そんなに綺麗な街並みじゃ無いのがわかる。

不動産の方に連絡を取って内見するほどは興味はわかず。初夏の暑い日、巣鴨のお散歩がてらその場所を見に行こう、ということに。不動産会社は特に絞らず、ネットに乗っている不動産に連絡します。

オープンハウスのように一回最初にオフィスに足を運んで個人情報をがっちり掴むことを前提としない個人の不動産やさんもあり、この巣鴨の物件はお電話だけで住所を教えていただけました。この辺りは不動産会社のルールのほか、物件を出し元の希望で、現地案内の時のみ詳細住所開示OKなど色々あるようです。

とりあえず早速駅からの距離、雰囲気を意識しつつ現地に向かいます。現地に行くまでの道にラブホテルがあり、公園もあるけれどなんとなく暗い。また周辺の住宅も雑多な感じ。手入れされていない外観の集合住宅や一戸建てがちらほら。新しい家の方が目立ってしまうように感じる街並み。古い家が悪いとは言わないけれど、外装を塗り直したり、庭に手入れが行き届いていたり、丁寧に暮らしているいてが多いと印象いいです。

私たちは家を買う。それはその環境も買い、私たちの子どもはそこで過ごす、ということ。

夫も私も現地に足を運び一瞬でナシと即断。足を運ぶことが1番判断材料になる。これはその後、何度も感じました。

ということで、早々にその日は巣鴨散歩に切り替え。地蔵通りの「ときわ食堂」で食事をして帰ってきました。晩婚中年カップルですが一応新婚の私たち。つかの間の老後のようなゆったり2人暮らしをしていますが、赤ちゃんが産まれたら当分こんなゆったりした時間はお預け。ということで家探しも、2人のデート、そしてお互いの価値観のすり合わせ、です。

一戸建てを買う、という方向になってから、利便性はもちろんですが、周辺の雰囲気をかなり気にしている自分たちを改めて知った巣鴨散策でした。

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