見出し画像

映画 『ジュディ 虹の彼方に Judy』

Judy Garlandという人のことを もっともっと知りたくなる映画。

偶然この文章に通りかかった人は 一度 Judy Garlandの作品を観てから映画館へ行くのもいいかもしれない。

私が持っていた知識は、

「オズの魔法使」のドロシーや、

Lady Gagaがリメイクした「スタア誕生」の初代主人公を演じた女優さん、

ということ。

このタイトルの表記法だけで、非常に古い女優さんだということがわかるだろう。


前回の Hustlersもそうだが、主人公が母親であるということがとてもキーになっている。

映画の中で「子どもを持つということは 自分の身体の外に心臓を持つことだ」という表現がある。

彼女の旅は 子どものために始まる。子どもと一緒に幸せに暮らすため。

「Judy Garlandなのは1時間だけ。あとは良い母親なの。」


ただ、「Judy Garland」でいるために 彼女がしてきた犠牲はあまりにも大きかった。

特に 子役時代のJudyが 「オズの魔法使」で ドロシーを演じるために どんなことが起こっていたのか、大人たちがどのような言葉で どのような方法で彼女を壊してしまったのか、そしてそれが将来的にJudyにどれほどの影響を与えたのか。

この映画を見たあとに「オズの魔法使」を見たら 全く違うものに見えるのかもしれない。


そして、

最後になってしまったが Renee Zellwegerが 本当に素晴らしかった。

彼女の演技と歌声だけでも 観るに値する映画だと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?