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冬至に向けて

こんにちは。もう少しで2020年の冬至を迎える時期になりました。冬至とは、北半球では太陽の南中高度が最も低く、一年の間で昼が最も短く夜が最も長くなる日です。

2020年の冬至は12月21日の月曜日です。

冬至が近くなるとスーパーには柚子が並ぶので、皆さん購入してお風呂に入れたことがあるのではないでしょうか?この風習は江戸時代からあったようで、「冬至」を「湯治」にかけ、「柚子」を「融通が利く」とも粋な解釈をし日本人は楽しんでいたようです。

柚子は11月~12月が収穫期で、柚子の果皮には、風邪予防や保湿にいいといわれるビタミンCや、血行改善を促すといわれるへスぺリジン(フラボノイド)などが豊富に含まれています。

昔の人は、旬の柚子が健康にいいことを経験的に知っていたのですね。

他にも、冬至には、「運盛り」といって、言葉を形にして盛ったようです。例えば、大根、人参、みかん、レンコン、レモンなど「ん」で終わる物を盛り合わせ飾ると、「ん」が『運』に通じ、吉運を呼び込むと考えられていました。この運盛りと一緒に南天の赤い実を添えると、映えますね。南天は「難を転ずる」とも言われ運盛りにプラスされてより縁起がよくなりますね。

お部屋の中に季節の「もの」を供え、暮らしに目をむける「冬至」をそんな日にしてみませんか?



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