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10年間バスケに夢中になって、気付いたこと。

今日は、私が小学3年生の頃から高校3年生まで
10年間バスケをやっていて
その中で気付いたことが1つだけあるので
それを書いてみようと思いますっ☺︎!

小学生のとき、バスケ部に入ったきっかけは友達に誘われたことでした!

すぐに夢中になっちゃって
休日も家の前で練習してたり
寝る時もバスケットボール抱っこして寝てるし
謎すぎるくらい、虜になってました。

バスケノート書くのも楽しかった☺︎

監督も厳しかったので
小学生でそんな練習する???
ってくらい、キツい練習が毎日。

さすがにそれだけ練習してるから
チームも強くて、市や県の大会で優勝したり
ちゃんと結果もついてきてました!

そして、
わたしも好きで人の何倍も練習してたので
どんどん上手くなっていって
試合にも出ることが増えてきて
キャプテンとか任せてもらえるようになったけど

監督からは、

「気持ちが弱い。」

って、毎日毎日怒られてました。

自分でも自覚するくらい
プレッシャーには強くないし
緊張しいだし
心配性からのマイナス思考オンパレードだし
(元々は勝ち負けとか苦手で、相手を打ち負かしてやろう!!とかまじで思えなかった。。)

だから、準決勝あたりからは
いつも胃薬飲んでいたので
(プレッシャーで胃痛が。。笑)

今でも
武田漢方胃腸薬には頭が上がりません。

どうやったら
弱い自分っていなくなるのかなぁ?
って、いつも考えてました。

その後もバスケは凄く楽しかったけど

周りの人からの期待が大きくなればなるほど
強くなっていけばいくほど
負けられない試合が増えれば増えるほど

本当の弱い自分が出てきちゃったらどうしようとか
みんなの期待に応えなきゃとか
キャプテンだから1番しっかりしなきゃとか

そういう気持ちも
どんどん、どんどん膨れ上がっていきました。

他人から見える自分は
確かにバスケはちょっとは上手くて
少しはかっこよく見えたかもしれないけど

見せないようにしてただけで
本当は不安とか、プレッシャーとか、弱い自分とか
色んなものも感じてました。

光もあれば、闇もあるって言葉があるけど
まさにそんな感じ。

自分の内面はもうずっとこの感じだったけど
小中高と大好きな仲間にも恵まれて
高3までバスケ漬けの楽しい日々は続きました!⛹️‍♀️

でもその間も、常に
「気持ちが弱いこと」が1番の自分の課題でした。

そしてそして、一気に時間飛びますが。笑
高校3年生の夏。
インターハイ予選!!
もはや、インハイに行くために毎日があるんじゃないかってレベルで、ここに向かってみんなで頑張ってました!!

だけど、、、結果は
決勝戦で負けちゃいました。

しかも、自分のプレーが最悪。

完全に場の空気に飲み込まれ
プレッシャーに押し潰され
何やっても空回りで
もう改善のしようがないまま
試合が終わっちゃいました。

悔しいって感情も出てこなくてただ呆然としてた。本当涙も出なかった。

これで引退になった他のメンバーに申し訳ないなってすっごく思ったし、

あー、わたし
小学生の頃から何も変わってないじゃんって
この時、自分のことが心底嫌になりました。

本当は夏で引退の予定だったけど
このままだと絶対後悔すると思ったので
冬のウィンターカップまで、引退しないで残ることにしました。

全国大会に行けるラストチャンス!
大会まで3ヶ月!

でも、もうこれ以上
何をどう練習すればいいのか
正直全くわかりませんでした。

だって、あれだけ個人でもチームでも練習して準備万端で挑んだのに。
自分の力を本番で発揮できなかったから。

だから、

練習はあれで完璧!
だったらもう、一か八かで
練習を付け足すよりも

これからは
「何があっても大丈夫。」って信じることだけは始めてみよう!

って思いました。

根拠もなく「大丈夫」って思うのは不安だったけど、自分が練習以外で他にやれることは
これだけでした。

監督に怒られたとき
練習試合で最悪なプレーしたとき
チームの調子が悪い時
授業中や、夜寝る前にふと不安に襲われたとき

いつも頭の中によぎる。

「大丈夫かな?出来るかな??😭」って。

だからその度に

「大丈夫大丈夫。」
「絶対できるよ。」

って、何度も何度もおまじないのように
心の中で自分のことを励ましていました。

そして迎えたウィンターカップ予選。

チームも完全に仕上げていって
わたし自身も、事前にやれることで後悔することは一切ない状態で大会に臨みました。

初戦から、順調に勝ち進み

決勝。

これで負けたら
本当に本当に、おわり。

試合は、接戦からの延長戦。
(決勝戦の延長戦って、まじでやばいよっっ!!心臓もたない。)

結果は、、、、

僅差で負けちゃいました。

ここで勝ってたら綺麗なお話だったけど
現実はそうもいかないです。

「努力は必ず報われる」って言葉があるけど
どんなに努力しても
叶わないことだってあるんだなって
このとき痛いほどわかりました。

だけど、

準々決勝〜決勝の3試合。

自分でも不思議だけど
すっっっっっっっごく
楽しかった!!!!!!☺︎

お前、負けといて何言ってんだよ
って思われるかもしれないけどww😂

小学3年生で
初めて試合に出れたときみたいな
そんな感覚。

体育館は大勢の人で埋め尽くされ
緊張もプレッシャーも半端なかったのに
「もっとこの時間が続いてほしい。」って
思ってました。

接戦で緊迫感の中、負けそうになっていても
「大丈夫大丈夫。絶対できるよ。だってあんなに練習したんだもん!チームだって絶対大丈夫!☺︎」
って、本気で思ってました。

今までの自分では
こんなこと考えられませんでした。

決勝戦後、

監督も
「あれだけやって負けたなら実力の差だ。」
的なこと言ってたような。
でもそれくらい、チームも力を出し切った上での結果でした。

そして、学校の先生も応援に来てくれてて
「本当に感動した。」って
握手してくれたとき

今までの不安とか
本当はいつもプレッシャーに押し潰されるギリギリだったこととか
だからこそ自分のこと毎日励ましてたこととか

夏は全然だめだったけど
今回だけはすっごく楽しくて
「大丈夫。」って言い続けて良かったなってこととか

色んなことが一気に押し寄せてきて
涙腺が崩壊してしまいました。。

あまり記憶ないけど、覚えてるのは
身体の奥底から湧き上がってくるような感じで
流れてくる涙が経験したこともないくらい
とっても熱かったこと。

やっと、自分に100点満点出せるなって
心の底から思えて

初めて、自分で自分のことを認めてあげられた瞬間でした。

引退して時間が経ってから、

「なんで、あの大会だけはあんなに自信たっぷりで楽しく出来たんだろう?夏と練習量は変わってないし、変わったとしたら毎日、大丈夫って呟いてたことくらい。」

ん???

頭の中に「自信」って漢字が浮かび
すぐさま辞書で調べてみました。

自信の意味:自分を信じること

うわぁぁー!!!!!
自信ってこういうことだったんだー!!😂

18年生きてきた中で
1番の衝撃を受けました。。笑

それまでの私はずーーっと

自信って、
練習を頑張ったり、外側の努力でしか
つけられないんだって
思ってたんです。9歳の頃から。

でもそのとき、はっきりとわかりました。

10年間、
私に圧倒的に足りなかったことは

練習とかで付け足せる
外側の努力じゃなくて

私なら大丈夫。できる。
って信じてあげられる
内側の自信。

中には自然とこれが出来てたり
(いるよね、そーゆー人!ほんと尊敬。)
そもそも悩まない人もいるかもしれないけど

わたしにとっては、
常につきまとっていた問題だったので!!笑
知ったときの衝撃度がやばかったです。

9年9ヶ月と、最後の3ヶ月の経験で
やっと気付くことができました。

一番に頑張ってる自分を
一番に近い自分が信じてあげられないって

悲しいなーって
今ならわかります。

どんなに
周りの人に
凄いね!って言ってもらえたって

自分が思えてなかったら
ダメなんだなって
身を持ってわかりました。

「絶対できる。」って信じてあげることが
どれだけ自分へのパワーになるのかってことを
やっと知ることができました。

9年9ヶ月。。
もう少し早く気づきたかったです。笑
本当に。笑

今回、めちゃくちゃスポ根!みたいな話になってしまいましたが

これを書いたのは

この話って
スポーツに限らず
色んなことに言えるなって思ったし
今でもたまに思い出すことだからです!☺︎

不安になったり、ダメになりそうなときほど
根拠なんて微塵もないけど
せめて自分くらいは

「大丈夫。」

って、あの時みたく言ってあげられたらなーって思ってるし

10年頑張っても克服できなかった
「弱い自分」が、またひょっこり顔を出したら
あの時みたく励ましてあげたいなって思ってます☺︎

おばあちゃん👵🏻になったら
老後の楽しみで
小学生にバスケ教えたいなぁーって
思ってるのですが

その時は、1番に

今日の話を教えてあげたいです。

どんなに素晴らしい結果を手に入れたって
どんなに周りから評価されたって

自分が自分に満足できてなかったら
もったいないもん。

はい!色んな記憶を思い出して
ばーーっと書いてみました!⛹️‍♀️笑

スポーツだから色んな考えや意見があって良いと思うし、これが正解じゃない人もいると思います。
けど、私がバスケで学んだことはこんな感じだったので、思い切って書いてみました☺︎

最後にお気に入りのイラスト!

次回も、またゆるーーく更新します!

最後まで読んでくれて
本当に本当にありがとうございました!☺︎♡

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