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【医療】糖尿病治療で大事な「リブレ」知ってますか?

最近、糖尿病に関する問い合わせが増えてきていますので、紹介したいと思います。糖尿病の治療ってここ数年で格段の進歩を遂げています
治療薬も増えたし、何より「リブレ」この機械の登場で血糖コントロールが見える化でき患者さんにとってかなり楽になったのではないでしょうか

普段の生活の中で糖尿病かもって思うことは少ないと思いますが、
気になるのは検診の時
空腹時血糖値(BS)

この空腹時血糖は測定日当日の血糖値
もっと大事なのがHbA1c(ヘモグロビンA1c)

HbA1cは過去1~2ヶ月前の血糖値を反映しますので、当日の食事や運動など短期間の血糖値の影響を受けません。

糖尿病って・・・肥満からなる病気であるとイメージされますが
血液中のブドウ糖(血糖)が増えてしまう病気で、インスリンが十分に働かないために起こります。

インスリンは膵臓から出るホルモンで、血糖を一定の範囲におさめている働きを担っています。糖尿病で一番気をつけていただきたいのは「し・め・じ」
高血糖による血管の損傷から神経障害(し) 失明(め) 腎障害(じ)といったより、重い病気につながることです。

糖尿病の症状には、のどが渇く、水をよく飲む、体重が減る、疲れやすくなるなどあります。

治療として
食事療法、運動療法、、投薬治療があります。
近年劇的な進化を遂げているのが、投薬治療です
数年前までは、即効型と遅行型のインスリン注射と数種類内服薬、血糖測定も毎回針刺しが必要でした

今は、一剤だけではなく、数種類を組み合わせで良好な血糖コントロールができます
そしてリブレの登場!!血糖の見える化です

ただ、注意していただきたいのは、リブレは、間質液中のグルコース(ブドウ糖)の濃度を測定する機械なので。間質液とは細胞と細胞の間に存在する液体のことで、グルコースは血管を通って体中に運ばれ、毛細血管から間質液へ、さらに間質液から細胞に入って利用されます。血糖とグルコースに相関関係はあるのですが、必ずしもイコールではありません。医師や糖尿病看護師の指導の下使用されるのが一番です

どんなお医者さん、看護師さんがいいのって話が聞こえてきそうですが、相性もあるし検査施設の問題もある・・・いろいろ伝えたいことが多すぎて今回はちょっと難しいnoteになってしまった

難しいことを丁寧に伝えていけるようになった行きたいものです

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