自己肯定感高めな私

転機は20年前、福祉業界に入ったからかな。
看護職では、パッとせず、仕事自体もあまり楽しいと感じず、福祉業界に入ってみたところ、医療職上位の風潮があり、やや尊敬混じりの周囲からの扱いに自己肯定感が下がらなかった。

そんな中でも、冗談を上手く返せなかったり、話題が飛ぶ私を怪訝な目で見る人や、事務所で無視されたり、境界性にいじめられたり、いろいろあったけど、元来のADHDの真っ直ぐな頑張りが周囲も認める状況になり、利用者からの感謝も多々あり、自己肯定感が高まっていった。

仕事を10年続けた頃には、自分にこなせないケースはない。と感じて次のステップに進むことにした。
前の上司に、あなたは自己肯定感が下がらないのね。と言われたことがあるが、自分の記憶力や、判断力、分析力と対応能力に自信があればこそ、おのずと出る自己肯定感だと思うし、自分の目指す自分になるためには、向上心と日夜の小さな勉強の積み重ねだと思う。

元々、美人でもなく、飛び抜けて賢いわけでもない発達混じりの私のだけど、偉い人になりたいという向上心だけは持っていた。
人を嵌めるでもなく、下に見るでもなく、時には他者のケースワークをノートに書き写したり、わからないことは調べたり、不注意ADHDのアイディアと実行する衝動の行動力を兼ね備えているから、人ができないこともできてきた気がする。
振り返ると、こういった、信念みたいな物は大切かなと思う。
人を嵌めたり、悪口を言いふらしたり、生産性のない事をする人は、結局、キャリアでステップにアップできないと思う。
キャリアを積み重ね、人生を積み重ねていけば自己肯定感は、高止まりする。

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