見出し画像

【洋楽聖地】ピート・バーンズが働いていたレコード店

本ブログでは、現在イギリスに長期滞在中であり、洋楽ファンである私が、洋楽に関するあらゆる聖地に赴いてレポートしていきます。

今回はリバプール出身のバンド「デッド・オア・アライブ」のボーカリストであるピート・バーンズが働いていたというレコード店「プローブ・レコーズ(Probe Records)」に行ってきました。

Wikipediaによると、1977年から1984年にかけて、ピート・バーンズはこのレコード屋さんで店員として働いていました。当時の店主、ジェフ・デイヴィスはピートの奇抜なファッションが客を惹きつけることを期待して彼を雇ったのだそうです。そんなピートを見るためにウェールズやリーズからもお客さんが来店!さらに、ピートはお客さんが選んだレコードが気に入らないと暴言を吐いていたとのことで、相当な名物店員だったということがわかります。
また、フランキー・ゴーズ・トゥー・ハリウッドポール・ラザフォードなどその他リバプール出身のミュージシャンたちも、このレコード店でかつて働いていたようです。

ピートが働いていた当時、このお店は「マシュー・ストリート」に隣接している細い通り「ボタン・ストリート」にあったのですが、後に移転しました。

では最初に、ピートが店員だった当時のお店があったという「ボタン・ストリート」を見に行きましょう。

今回はハード・デイズ・ナイト・ホテルが面する大通りノース・ジョン・ストリート側からマシュー・ストリートに入っていきます。

マシュー・ストリートの入り口

真っ直ぐ進んで、ビートルズゆかりのキャバーン・クラブやグレイプスを通り過ぎていきます。

2本目の道を右に曲がります。パブのホワイト・スターを通り過ぎ、突き当りの左右に伸びる通りが「ボタン・ストリート」です。

この先が「ボタン・ストリート」


「ボタン・ストリート」に到着しました。今はレコード店の面影はありませんが、この場所へピートが通っていたことを考えると実に感慨深いです。

ボタン・ストリートに立ってみます。
趣深い"BUTTON STREET"の文字


さて、移転した現在のお店へ行ってみましょう。リバプールの中心街へ向かって歩いていきます。

ありました!プローブ・レコードです。

こじんまりとした佇まいのお店です。

店内には中古レコードやCDが並んでいます。

ご年配の店員の方に「かつてここでピート・バーンズが働いていたと聞いたのですが…」とお声がけしたところ、「はい。移転前のお店ですが。」とお答えいただきました。

店内の写真撮影もご許可いただきました。

ビートルズの功績を讃えるリバプールの街ではありますが、その裏で今もひっそりと残るピート・バーンズの足跡を辿ることができました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?