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神靈談義4

お師匠、また来ましたけども。なかなか進みませんがこれで順調なんでしょうか。

ふむ。全体としてはうまく事は運んでおるようじゃ。しかし、立て直しの数はどうにも足らんのぅ。これでは崩壊してゆくばかりじゃなぁ。足踏みして躊躇しておる者らが多いの。

何を求められているのかはっきり分からないんじゃないでしょうか。

それはお主がはっきり申さないからであろうに。

うぐっ。そんなはっきり自分の口から言えるわけないでしょう。何様って感じじゃないですか。

そろそろ遠回しもほどほどにいたしなされ、進み具合が遅くなるだけぞ。

お師匠から言ってくださいよ。わたしは今の感じが精一杯です。氣力込めながらいい加減で力抜くとか表現するのめちゃくちゃ難しいし。これでも分かりやすく通訳しているつもりですが。一人で何役もこなすとか、無理ありますって。余計混乱させちゃいそう。

一人の中にも複数の意識存在が介在して人格が形成されておるという事じゃ。

今はどのわたしなんです?

学びていたこっちの次元に戻ってきておるお主ということじゃな。

それ通じますかね。。

こ、細かい事は良いのじゃ。それぞれが繋がりておる世界のことぞ。大事なのは、現世で何を得て、何を持ち帰るかという事じゃな。それは各々が違うのであるぞ。目的も設定も違うように得る答えも十人十色じゃ。そして役割もそれぞれに用意されておるという事じゃ。

何をするかは自ずとわかるものですか。

その時々の選択の結果、起こした体験により、仕事というのは変わるものじゃ。ずっと同じとも限らん。その都度相応しい存在の後押しが入るものであるぞ。そしてこれという道に進むには、相応の覚悟もせねばならん。それは自分自身で選択し、決定して進むものなのじゃ。

役も変わることがあるという事ですね。

決まっていることもあれば、決めることもあるということぞ。選択あるのみとは、そのことでもあるのじゃ。

選択しない道も自分次第という事ですね。

しかし、はじめから強い気持ちを持って生まれている者は、必ずその道を見つけることもできるものじゃ。

シナリオ通りにできるかは、やはり自分次第ということですね。

その通りじゃ。

それでわたしはこれから何を?

言葉を繋いでいけば良いぞ。

これまで通り解説していけばいいですかね。

読むものが受け取って、それを己の言葉に変えてさらに広げてゆく。それでうまく回ってゆくようになるのじゃ。

引き続きわたしは淡々と言葉を投入してゆきます。それ以外はしません。それで良いですよね?

決めたようじゃな。

はい。最善と思います。

うむ、それで良いぞ。

それと家族のことですが…

おぉ、いかんいかん、見回りの時間じゃ。わしも忙しいのでな。すまんがそっちは任せたぞい。

ちっ。。まぁいいや。どうせ教えてくれないし。また来ますねー。

ふー、戻っていったかの。(皆のものよ、強く強く生きてゆきなされよ)





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