最前線Live

前回の記事を書いて、後日、息子と夫が高熱を出した。発熱以外には症状がなく、少し不思議な熱だった。

朦朧としながらもスヤスヤ寝ている息子を見て、彼がメタモルフォーゼしているんじゃないかという気がした。中身だけが変容しているような。

そしてコロナ陽性になった（笑）

旦那が出勤するために陰性証明が必要だったので検査することになった。

数日前にPCRの意味のなさを力説したにも関わらず。そしてわたしは絶対しないと言ってたのに、高熱の息子を見て病院に行ってしまった。

外側の世間体をこの期に及んで気にしてしまった。回避する術はいくらかあったはずだ。そして陽性出さない方法もいくつか知ってたはずだ。

だけどここのところ、いろいろと疲れてしまって、まぁ1週間休むのも悪くないしどうなってもいいか…という心がわたしの奥底にあった。ここ最近、仕事をしない日々を送りたいと密かに思っていたのであった。

明日を気にしない、何にも追われることのない生活をしたかった。わたしはまたもや願望を発していた。

高熱の息子を見ると元来の心配症が出てしまう。内観して心の声を聞くと、「大丈夫、すぐによくなるよ」と思えたのに。

そして案の定、次の日に熱は下がった。

いろんな予定がキャンセルになり、方々へ連絡して、とりあえず1週間、家族のおやすみに突入した。

これはわたしたち家族のサナギの期間。

この家の中で、わたしたちはまた変容するんだろう。

567というトンネルを抜けた先は、メタモルフォーゼされた新たな世界線が待っているに違いない。

できすぎてる。

あれ、やっぱりシナリオじゃないか。

もう疑わなくたっていい。自分の思うことに自信を持っていい。

そう言われている気がする。

知りたい未来は全てが視えるわけじゃなくて。少しハラハラするけれど、それは最高に愛に溢たエンターテイメントだってことを、わたしは知っている。