ずんぬぬずずず

最近のわたし。
何か欲しいものと言われたら
休日、お金、温もり、感覚が蘇るような出来事。

欲しいものを並べてみると
あぁ、大人というものになったのだと思う。

昔は自分のあるがままに傷つき、時には自ら傷つきに行って、傷口をほじくり返しては痛みに浸っていられるだけの時間があった。

誰も救ってくれはしない夜に、イヤホンから流れる大好きなバンドの曲達に少し救われた事。
ひたすらに自分を責めて、きちんと傷つけるだけの時間があった事。

もう2度とあの暗闇には戻りたくないと思う反面、正面から傷をうける事で心が動いていたあの時間をどこか眩しく思える。

疲れているのかすらわからない。
ある程度、沈まないように。傷を真正面から受けて身動きが取れなくならないように、
そういう技だけが鎧となって重くのしかかる。

生きていく為に必要なすべて。
楽に息をする為に必要なすべて。
同じように見えて、全く違う
ほろ酔いでガチ酔いの20代一人の夜。