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おじさんの六段から始める運指矯正



毎回トピックの結論から書き始めることにしましょうか。

お題:固定運指の習得はやってよかったか?
結論:めちゃくちゃ上達した! 絶対やったほうがいい!


こんにちは、おじさんです。
本日も弐寺をやって来ましたが、やはり七段が遠すぎです。

今回はやってよかった運指矯正の振り返りをしていきます。


かつてのトンデモ運指

「運指」という概念が存在しているのは知っていましたが、六段合格まではバリバリ我流で進めてきました。

自分への戒めを込めて、かつての運指を思い出してみましょう。

対称固定(笑)だった我流運指

これが六段合格まで使用していた運指です。
空いている4鍵は右手の人指し指で取っていました。

階段等が来た時は人差し指を滑らせるようにして、4鍵⇔5鍵と取り、
4,5鍵の同時押しはベチャ押しです。

ではスクラッチが来たときはどうなるでしょうか?

あまりにも弱すぎる運指

こうなります。

空いている2~4鍵はどうするかと言いますと、全部右手人差し指で取っていました。

右手人差し指が厚生労働省も認める過労死ラインですね。ブラック運指。
今考えてみても、よくこれで六段合格したなと思います。

実際EPOLIS六段の3曲目である、Push on Beats!~音ゲの国のeX-ストリーマー~が余りにもキツく、この曲が通ればウィニングランでした。


過去の経験が悪影響をもたらした!

どうしてこんな運指になったかと思い返すと、1つ心当たりがあります。

私が小学5年生から今でもプレイしている音ゲー。
それがDancing☆Onigiriです。

なんやかんや20年間プレイしている神ゲー

このゲームでのキーの押し方が以下のようになっています。
[右手]
←:人差し指
↓↑:中指
→:薬指
[左手]
おにぎり:親指

そうなんです。中指で2つの鍵盤を担当する形になっていたため、
・1つの指で複数のボタンを押すことが当たり前
・同時押しでのベチャ押しは当たり前

という固定観念がありました。

さらにこのゲームをやり続けた弊害として、
・音ゲーで使用する指は、人差し指、中指、薬指だけ
といった癖まで付いてしまいました。

以上のことから前述のクソ運指に落ち着き、違和感なくプレイを続けてきました。


どうして固定運指を習得しようと思ったか

それは七段課題曲Rowdyにチャレンジしたときのこと。

あれ…これ無理では…?

4鍵、5鍵を1つの指で取っている都合上、5鍵のCNを右手人差し指で取った際に次の4鍵が押せないという事実が判明しました。

「まあ最悪一部取れんくても、他でゲージ回復させればええか!」
とは最初考えました。

ただ、色々と☆10を触っていると同時押しがどんどん増えてきて、使える指が多い方が有利だと思い至ったのです。

こうなったら重い腰を上げて、固定運指の習得をいっちょやってみっか!と一念発起しました。

固定運指の練習過程

固定運指を色々調べ、多くの人がおすすめする1048式を習得しようと決めました。

早速試してみようぜ!って息巻いてゲーセンへ向かいます。
普段☆9をやっているから、まあ☆5くらいで練習してみるかー とプレイしてみますと、ボコボコにされて落ちました。

「えぇ… ☆5ですらクリアできんのに☆9出来るようになるまでにどれだけかかるんだ…」と絶望しました。
いきなりモチベーションDownです。

今更☆4をやり続けるのもかったるいし、☆9がクリアできるようになるためにかかるクレジットのことを考えると、やっぱ固定運指習得なんてやめとくか、と決心が揺らぎました。

ですが私には救世主が二人もいました。

一人目は弐寺INFINITASで、もう一人は専コンを持っている友人です。

お借りした専コン ボタンが硬いのが難点…

この二人のメシアがいてくれたおかげで専コンを借り、
・家でも気軽に練習できる
・定額で無限にやれるから財布にも優しく、落ち放題
という爆アド環境が誕生しました。

こうして☆4からボチボチやっていると、数時間で☆5ができるようになり、さらに数時間で☆6 ・・・ となり、意外にもドンドン習得できていっている感覚が楽しく、☆9ができるようになるまでストレス無く練習できました。

参考程度にしかなりませんが、元の実力に戻るまでに30時間ほどのプレイ時間です。

いや、元の実力と言うと語弊がありまして、
・皿複合の対応力:前より上手くなる
・同時押しの対応力:前よりちょっと上手くなる
・乱打の対応力:前より下手になる
という感じになりました。

これは今まで使っていなかった親指が全然動かず、指が音ゲーに馴染んでない感じです。

とは言っても現在で運指習得から1ヶ月ほど経過し、大分親指も動くようになってきました。


今後の課題と結論

親指も使えるようになったとは言え、まだまだ親指を含むトリル、片手に鍵盤が集中する譜面はとても苦手です。

あとは1048式とは切っても切れない3:5半固定がまだまだ甘く、皿+鍵盤3つ以上の同時押しに弱いです。
SAFARI序盤の回復地帯ですら、しっかり押せていないのが課題かなと思います。

でも固定運指の習得で、クリアできていなかった曲をドンドン通せるようになったのはものすごいでかいですし、習得の過程も楽しいものでした。

今後私の周りで弐寺を始める人がいたら、
押すの難しいけど、絶対固定運指から始めたほうが後々楽だぞ!
後に30時間も無駄にすることになるぞー! と言うようにします。

老害うるせぇ!と言われても言います。

冒頭にも書きましたが、結論としまして
六段からの固定運指習得は絶対にやるべき!!!

また記事にするかもしれませんが、INFINITASもやるべきってのも書いてみたいですね。


まーた書き始めたら長くなっちゃいました。
練習時間確保のためにも、もっと簡潔にまとめる能力を向上させたいおじさんなのであった。

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