高校生活ムリしてた話

さっきのツイートの続き。なんか長くなりそうだったのでこっちで書くことにしました。一応話の筋通すためにそのツイートたちコピペしとこっと。

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高校生の時、自分という存在について自問しすぎて悩みすぎて、毎日をあんまり楽しめてなかった。
理想の自分像にどんなに努力してもなりきれない現実の自分が嫌いすぎて。かと言って演じ続けるのも辛すぎて。
もっと具体的に言うと自分の「暗い」部分を絶対に認めたくなかった。「とにかく面白くて、明るくて、人気者の私」への執着がすごかった。今考えると、どうして?ってくらい、「面白くありたい、常に明るくいたい」っていう思いが頭の中を支配していて、その事でずっと悩んでて。
例えば、学校の「性格診断テスト」の時間が苦痛で仕方なかった。どうしてもありのままに答えられなくて、結果はほとんど「理想の性格」で形作られてた...。
「面白い人」の特徴についていつも考えてて、振る舞いもリアクションも、誰かのマネだった。その時自分が見習おうとしてる「誰か」の。

「自分はこうあるべき」って事にしか集中してないと当然だけど他人への関心がゼロに等しくなっていって、そうしてるうちにどんどん自分が嫌いになって、自分も嫌いであれば周りの人にも関心がないという最悪な状況になって、人間が嫌いになって、そういう状態でほんとムリして高校生過ごしてた。


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(続き)
早く卒業したいって思ってた。早く、一刻も早く卒業すれば、これまでムリしてた自分とも一回さよならできる。また一から「ありのままの自分」で生活できる。

だから、大学生活はあえて「デビュー」しなかった。いや、逆にデビューとも言えたのかな?それまでの自分と正反対のことをしようとしてたから。
絶対にムリをしてはいけない。
変に明るく振る舞ってはいけない。
やたらと友達を作ろうとしてはいけない。
流行に左右されず、自分の好きな格好、好きなメイクしかしてはいけない。
等々。そういう格好とした決意を持って、私は大学生活をスタートさせた。
その決意の通り、私は決して辛いと思うことなく生活を送り、大学での新たな出会いや学びを楽しみ、だんだんと自分への呪縛が解けていくのが分かった。

でもね。卒業式の時に貰った、高校の同級生からの手紙をたまに読み返しては泣いてしまった。
高校の同級生、本当は全部分かってた。私が無理をして明るくしようとしてたことも。ちょっとナイーブなところがあるところも。そういう表裏ぜーんぶひっくるめて、私の事好きだ、友達だと思ってくれてた。
卒業してから初めて、そういう事に気付いたの。遅いよね。
もっと早く、「面白くあるべき」からの呪縛から解放されて、周りを見渡せていれば、もっとこの最高な仲間たちとの時間を心から楽しめたのかな。
でも、それは今となっては分からない。そういうギャップに苦しみながらも場を盛り上げようとしていた自分の努力が、高校の友達からの好感を集めてたかもしれないし、、分からない。既にそうやって青春時代を過ごしてきちゃったんだから。しかも、青春時代ってそういう悩みの時期そのものを指してるんじゃないのって最近は思うし。(当時は青春=シーブリーズのCMだと思ってたからそのギャップにも苦しんでた!w)

そういう訳で、「高校生の私」から卒業した筈の私は、大学での新しい生活を、むしろ「ありのままを受け入れてくれる高校の時の友達との時間」を取り戻すことに費やした。変なの。

一応大学でも、そこまで派手に友達作ろうとしてはいなかったものの、割と小規模な大学だったので自然と人と関わる中でありのままの自分でも友達になってくれる人や、むしろ高校の時は話せもしなかった事を語れる大事な人にも巡り合えた。しかも、ずっと「100%演技」だと思っていた自分の明るさも、必ずしも全てが偽りでもないことも分かってきた。私の人生のチャプターの、「第一次解放」の時期を過ごした。

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回顧録おわり。(唐突)
なんでこの事書こうとしたんだっけ...。
一通り書いて一つ言えるのは、これらを全部過去形で語れるようになってた事に感動している。高校の時に夢見てた日。いつかこの悩みから抜けられる日は来るのだろうか、一生自分はこんなんなのではないか、って絶望する日もあったから。

思い出した。これを書こうと思った理由。今日久しぶりに複数人でご飯に行った時に、今、人間が好きだと思えてるな〜ってなんとなく思って。それって自分嫌いを乗り越えられたからなんじゃないか→じゃあどんな自分の性質を嫌いから好きにできたのかってのを考えたい!となったからだ。
肝心なところまで辿りつかず、ひたすら過去の自分の状態を整理するnoteになってしまった。
一切読みやすさとか考えてないただの自己満備忘録を公に晒すのはどうかと思うが、まぁいいか...。もし読んでくれた人がいたら、本当、ありがとうございました!!


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