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"身バレ"問題(?!)

皆さんこんにちはこんばんは!宍戸里帆です︎︎☺︎
ご存知の方も多いように、私は今AV女優としてお仕事をしながら、大学に通っています。
4月から新学期が始まり、履修が決まり、対面授業になり、私のもとにも本格的に学生生活が戻ってきました。
AV女優になろうとアクションを起こし無事デビューに至ったつい先月まで、コロナの影響でオンライン授業がメインだったり、春休みに突入していたという事もあって自分が大学生であるという自覚が本当に薄れていました。
なので、学業とお仕事を両立する事の大変さを今になって日に日に感じ始めています。

多分、皆さんも気になっている事の一つが学内での”身バレ”問題ではないでしょうか。
結論から言うと、現時点でそのような兆候は無いです!
先日久しぶりに大学に授業を受けに行ったのですが、誰からも何も言われなかったです…笑
別に期待していた訳では無いけれど、何だか寂しいような、複雑な気持ちになりました😂
でも、それもそのはず。
私は元々サークルに所属していなかったりで交友関係が極端に少なく、友達と呼べる人が数人しかいない上に、コロナであまり大学に行けなかった事や、マスクをしていて名前と顔が一致しない事などが重なって、透明人間と化した私の存在を把握している人は大学ではほとんどいない状況なのだと思います。
そもそも宍戸里帆自体、デビューしたばかりの新人なので知名度が低い事は勿論、肌感覚ではあるけど、今の若い世代の人はあまりAVを見ていないような感じもあります。

私が大学とAVを並行して活動する上で、
「学業が本分なんだから」
というような声をしばしばいただく事があります。
私の事を気遣っての言葉だとは思うようにしているのですが、そのような言葉を目にする度に、果たして、私の本分は本当に大学生なのだろうかと感じてしまうのが正直なところです。
なぜなら、大学教授になる事を目標に大学に進んだ私にとって、あの時AVの世界に舵を切った瞬間から、私が大学に通う理由は無くなってしまったからです。
今も、単位取得の為に仕方なく取った授業中に、周りからパソコンの画面が見えないよう最大限画面を暗くしてこの文章を打っているところです。
地球システムやら大気の構造やら、私の苦手な理系の分野についての細々した話を今のところ48分ほど聞かされ続けています。
まさに授業 という名の苦行
正々堂々 パソコン広げ 繰り出すフロウ
どうせサンプリングなんだろう 分かち合うライミング
この学校のどこか 宍戸里帆 in da building(ズーーン)

はい。お分かりの通り全く講義に集中出来ていません。
小っ恥ずかしい韻を踏み始めるくらいに退屈です。
勿論、好きな分野に関する講義はとても楽しく積極的に学ぶ姿勢で授業を受けています。
でも、興味の無い事に関しては情報が右から左に筒抜けで(この授業のように)、全く関心を示せない性格なので、「AV」という自分にとって一番重要なものに陶酔している今の私には、大学自体を興味の無いものとして括ってしまっている部分が少なからずあります。
そんなんだから、デビュー前はAV女優になれたなら中退しても良いと本気で思っていたりもしました。(それは全力で事務所の人達に止められました😂)
私は、社会に出たら学歴なんてあまり関係無い、というか、気にする風潮に疑問を抱いている人間なので、大学卒業という肩書きに過度に拘っている訳ではありません。
なので今は自分の為というよりかは、大学に入学させてくれた家族の為に卒業しようというモチベーションで大学に通っています。

それ故、今でも大学生活において隠しきれない違和感を抱く瞬間は多々あります。
そもそも大学に馴染めなかった事がAV女優になる引き金の一つになったのも事実。
そんな私が大学に通い続ける限りはその違和感と共存するしか他ないのかなと思っています。
その違和感の原因を探ろうと何度も考えましたが、結局分かった事は、私と大学は「馴染まなかった」ということ。
このシンプルで絶対的な理由はどう足掻いても覆らないし、もう抗おうとも思わなくなりました。
なぜなら、今の私は何処よりも馴染める場所を見つける事ができたから。
理屈とかそんなもの全部すっ飛ばして、「AV女優」という職業が感覚的にフィットしたんです。
14歳の時の私が感じた直感を信じて、本当に良かったなと思っています。
だから、自分の中では今もこの先も「AV女優」が本分なのだと思っています。

ただ一つ、大学に進んだ決断は決して無駄ではないと思っている事は確かです。
大学で勉強した事が、毎日を豊かに生きる糧になっていると感じる場面は多々あります。
それに、大学に行かなければ自分の中での違和感や、自分が本当に望んでいたものに気づく事も無く、AVの道を志した事すら思い出せないまま全く別の人生を歩んでいたかもしれないからです(もしそうなっていたら、児童相談所の職員になっていたと思います)。
大学に進んだのも私の決断の一つであって、AVの道に進んだ時と何ら変わりは無いのかもしれません。

さて、教授が次回の講義の内容について話し始めたので、そろそろこの授業も終盤に差し掛かってきたようです。
取り急ぎリアペに今日の感想を書いて提出しなければいけないので、今回の投稿を終えたいと思います。
出席カードの名前の欄に「宍戸里帆」と書いてしまいたい気持ちを抑え、私は今日も大学のどこかでひっそりと授業を受けています。
もし、授業中にうとうとしかけてる私を見かけても、名ばかりの面子の為にこのnoteの事を思い出してそっとしておいてあげてください…🤫

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