ラボ型開発に強いプロダクトやシステムの開発ベンダー6選:発注/外注や委託の比較ポイントも解説
本記事では、ラボ型開発の発注を検討している方に向けて、信頼できるシステム会社や開発ベンダーを6社ご紹介します。
ラボ型開発は、クライアントとベンダーが密接に協力しながらプロダクトやシステムを開発する手法で、特に柔軟性や長期的な協働を求めるプロジェクトに適しています。
また、ベンダー選びにおけるポイントについても解説し、発注時に役立つ情報をお届けします。
株式会社ripla|事業成長に伴走するプロダクト共創パートナー
株式会社riplaは、プロダクト開発の上流である事業戦略やプロダクト戦略の支援から、下流の開発までワンストップでサポートする企業です。特にWebサービスやSaaS開発の実績が豊富で、さまざまな業界のクライアントとともに、事業を成功へ導いています。
riplaの「Product Lab」は、IT事業会社出身のBizDev、PdM、PM、デザイナー、エンジニアによる専門チームが、プロダクトの立ち上げから成長まで包括的に支援するラボ型のサービスです。
さらに、SaaS事業を迅速かつ低コストで立ち上げるための「SaaS Box」も提供しており、既存のパッケージを活用することで開発のスピードアップを図りつつ、ノーコードツールにはない柔軟性と拡張性を実現します。
株式会社riplaの強みは、単に開発を行うだけでなく、クライアントのビジネス目標に基づいた戦略的なサポートを提供することです。リリース後の成長フェーズでも支援を行い、長期的なビジネス成功を見据えた開発が可能です。
株式会社Sun Asterisk|多角的なプロダクト開発支援
Sun Asteriskは、事業立ち上げの初期段階からプロダクト開発、そしてリリース後の人材支援に至るまで、ワンストップで支援を提供しています。専門家チームによる包括的なサポートで、ビジネスアイデアの実現を手助けしています。
Sun Asteriskの「クリエイティブ & エンジニアリング」は、エンジニア、UXデザイナー、ITコンサルタント、ビジネスディレクターなど、多彩な専門家が連携してプロダクトのアイデア創出からグロース支援までを行います。プロトタイプ開発に特化した「Short Project」や、「MVP開発ソリューション」も提供しており、迅速な検証が可能です。
また、「Boost」という本開発支援サービスでは、事業の成長を促進するためのスピーディな開発を実現します。これに加え、人材採用支援を行う「タレントプラットフォーム」では、必要なタイミングで最適なチームを構築し、プロジェクトを円滑に進めるための体制を整えています。
株式会社モンスターラボホールディングス|多国籍なラボ型開発チーム
モンスターラボホールディングスは、グローバルな視点を持つラボ型開発を提供し、世界中の優秀なエンジニアを活用してプロダクトを開発しています。国内外に広がる拠点を活用して、コストを抑えつつ高品質なサービスを提供することが特徴です。
事業戦略の策定からUX/UIデザイン、開発、そしてレガシーシステムのモダナイゼーションやシステム最適化まで、幅広い領域での支援が可能です。特に、オフショア拠点を活用したラボ型開発では、コスト効率と高度な技術力を両立させた開発を行っています。
同社の強みは、テクノロジーを駆使した迅速かつ柔軟な開発体制を構築することにあります。ビジネスの変化に対応した開発アプローチが求められる企業にとって、頼りになるパートナーです。
株式会社メンバーズ|デジタル部門の内製化を支援
株式会社メンバーズは、プロダクト開発に留まらず、デジタルマーケティングやDX(デジタルトランスフォーメーション)の支援を幅広く提供している企業です。クライアントのデジタル部門の内製化を促進し、ROIの最大化を目指しています。
アジャイル開発やスクラム運用を取り入れたプロダクト開発を行い、クライアントと密にコミュニケーションをとりながら進行します。支援領域は広く、AI活用、データ活用、Webサイト運営、SNSマーケティング、インターネット広告など、多岐にわたるデジタル支援を展開しています。
また、クライアント企業の社内チームの一員として参画し、技術やノウハウを共有しながら、内製化を進めていく点が特徴です。内製化により、長期的なコスト削減やデジタル施策の迅速な実行が可能になります。
NOVEL株式会社|AI時代に向けた開発支援
NOVEL株式会社は、AIに特化したシステム開発とSaaS事業の支援を行っており、生成AIを活用したプロダクト開発が強みです。AIの導入を検討している企業にとって、頼りになるパートナーです。
NOVELの「生成AIコンサルティング」では、AIの活用領域を特定し、業務効率化や自動化に向けたAIシステムの要件定義から開発までを支援します。また、「Tech Unit」では専属の開発チームを提供し、継続的なプロダクト開発をサポートします。
SaaS開発の分野でも実績があり、特にAIを組み込んだ次世代のシステム構築に強みを持っています。AI技術を活用して競争優位性を高めたい企業にとって、革新的なソリューションを提供しています。
株式会社 Wakka Inc.|オフショア開発とITコンサルティング
Wakka Inc.は、ITコンサルティングとオフショア開発を強みとしており、課題解決に向けた多様な開発サービスを展開しています。国内外のエンジニアを活用したラボ型開発も提供しており、コスト削減と品質を両立させたサービスを提供しています。
ラボ型開発では、プロジェクトごとに最適なエンジニアチームを編成し、クライアントの要望に応じたカスタマイズ開発を行います。特に、ECシステムや業務システムの開発に強みがあり、ヘッドレスCMSなどの最新技術にも対応可能です。
また、オフショア拠点を活用することで、プロジェクト規模に応じた柔軟なリソース調整が可能であり、プロジェクトのスムーズな進行を実現しています。
まとめ|ラボ型開発ベンダー選定のポイント
ラボ型開発を成功させるためには、プロジェクトの要件や目的に合ったベンダーを選ぶことが重要です。それぞれのベンダーの強みを比較し、特に発注・外注や委託の体制、技術力、開発スピード、コスト面を総合的に考慮して、最適なパートナーを見つけましょう。
また実際に会社を選ぶ際には、「開発したいものの実現性」「開発にかかるコスト」「コミュニケーション上の進めやすさ」などの要素を踏まえて総合的に判断することが重要です。(※開発の外注先を選ぶポイントについて知りたい方は、以下の記事もご参考ください。)
安価な投資ではないため、まずは色々な会社に問い合わせてみて、各社の話を聞きながら慎重に発注先を選ぶことをオススメいたします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?