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加藤シゲアキさんを担降りします

結婚
結婚か・・・

自担が結婚したらしい。
朝起きて、「昨日のあれって何かの間違いだったんじゃないかな」って思ったりもしたけど、どうやら現実らしい。

それを知ったとき、思わず「嘘でしょ?」と声が出た。予兆があったとかなかったとか関係ない。本当に衝撃だった。
手癖で開いたXのアプリ。頼んでもいないのに追加された「おすすめ」の機能。何も考えずリロードしたら出てきた文章と、やや見下ろすような目線の今のアーティスト写真。そのアカウントのアイコンの色。今でも鮮明に思い出せるし、何度思い出しても新鮮に「結婚か・・・」とかなりしんどい気持ちになる。


これを書くにあたって、「やっぱりあれは嘘だったんじゃないか?」って思ってもう一回公式サイトを見たけど、嘘じゃない、全然現実だった。


今回の発表の仕方は理想的って言われているらしい

これまでそれらしき写真が週刊誌に載らず、グループの周年が終わってから、相手の方を(が)SNSなどで匂わせるようなこともなく、交際期間だとかの余計なことへの言及もなく
事実とファンへの感謝のみが誠実に述べられている、そういう発表だった。
これが自担じゃなかったら、手放しにさすがだね、すごいね、理想的だねって言えたと思う。

でも、加藤くんだったから。完全にこちら側の火事なので、そんなことは全く思えなかった。
思えるわけない。自担の結婚に理想もクソもない
加藤シゲアキが結婚したこと、わたしにとっては重要なのはそれだけだ

シゲアキくんが結婚したら降りるって何年も前から決めていた。決めていたとはいえ、何度も何度も迷った。
本当に降りるの?なんだか現実味がない。


だってわたしが好きになったしげあきくんは、

しげあきくんの歌声は、

ダンスは、

話し方は、

考え方は、

彼が作る音楽は、

小説は、

エッセイやブログは、

加藤シゲアキに関する、今、見えるものぜんぶ、何にも変わりない、これまで通りの加藤シゲアキだから。

でも、今、2024年3月3日からの加藤シゲアキ(加藤成亮)は
たくさんの人と出会ったうちの一人と恋愛をして、そのたった一人と一生一緒にいることを決めて、それを相手に伝えて、相手の家族に挨拶をして、自分の両親に紹介して、
という「結婚」に至るまでのすべてをやり終わった加藤シゲアキ(加藤成亮)だ。
そのことにどうしても耐えられなかった。

彼のことを考えると、そういうことがどうしたって頭に浮かぶ。考えるより先に「無理!」って反射で思ってしまう。
そういう意味で、結婚した人を担当し続けることがわたしにはできなかった。


それと。
そう遠くない未来で、加藤くんに子供ができるかもしれない。
そういう写真が週刊誌に載るかもしれない。
既婚者であることを武器にしたお仕事をするようになるかもしれない。

なんというか、究極の「かもしれない運転」だ。改めて文章に起こしてみるとバカバカしいことこの上ないような気がしてくる。
でも、本当にそういうことが起こったら、わたしはもう耐えられないなと思った。“理想的な結婚発表”でさえズタズタになっているのに、これ以上辛いことは本当に本当にもう受け止められない。絶対に。


シゲアキくんのことを嫌いになったわけじゃない。むしろかなり好きだ。だからいま本当に苦しい。
好きな人から降りる方法を教えて欲しいよ

加藤担を続けたらこれから楽しいことがきっとたくさんあると思う。
けど、この先傷つくことに耐えられないから
わたしの心はとても弱いから

加藤シゲアキくんを担降りすることにしました。



加藤担になって丸7年。

振り返って、シゲアキくんを担当した7年間は幸せだったと断言できる。
わたしはシゲアキくんを好きになりすぎないことができなかった。

7年間、楽しいことも辛いこともたくさんあったけど、
本人の言葉や行動でつらくなったことって、数えるほどしかなかったな

ある年のベストアーティストで歌っていたFighting Man。歌詞にすごく共感したというか、わたしの曲じゃん!って思うくらい当時の心境にぴったり重なって、何度も何度も録画を見た。

そのときはNEWSのことを「山Pと錦戸くんとテゴマスとコヤシゲ」くらいにしか認識してなくて、しかもどっちがコヤでどっちがシゲなのかも多分あんまりわかってなくて笑
このときからオタクになってたらって、何回も後悔したよ。

シゲアキくんのことをちゃんと認識したのは、「ピンクとグレー」が発売されるときの記者会見。

当時から本を読むのが好きだったから、「ふーん、アイドルが小説を書くんだ?」ってめちゃくちゃ上から目線でニュースを見てたら、顔がめちゃくちゃタイプな人が出てきて。笑

「ピンクとグレー」の単行本は買えなかったから、文庫が出るのを待って。読んだら面白すぎてページをめくる手を止められなくて。

「失恋ショコラティエ」の関谷さんがかっこよくて、本筋そっちのけで当時の親友と関谷さんの話ばっかりしてたなあ。

大学1年生の夏、何の気なしに見ていた「音楽の日」。歌って踊るNEWSに、しげあきくんに一気に夢中になった。

友達に「最近NEWSが気になってるんだよね」と話したら、その子の友達のNEWS担からライブのBlu-rayを借りてきてくれて。
下北沢のカラオケで見た、10周年のドームと、Whiteのライブ。
NEWSが、シゲアキくんが、夢みたいにキラキラしてて、かっこいい、かわいい、今わたしはこの人たちを見なきゃダメだ、一分一秒でも早く見逃したくない、じゃないと絶対後悔する。
NEWSの、加藤シゲアキの担当になろうと決めた。
それが、2017年の2月。


その年の「NEVERLAND」ツアー。友達に誘ってもらって、東京ドーム公演に入ることができた。
1日目の土曜日、初めてのNEWSのコンサート。本当に本当に楽しかった。楽しかったとしか表現できない自分の語彙力が悔しくなるくらい楽しいコンサートだった。
オープニングで汽車が出てきて、そこから4人が登場したときのこと。NEWSが目の前にきた瞬間。お腹を抱えて爆笑したMC。
全部全部全部最高で、あの日NEWS担になるって決めて本当に良かった、そういうコンサートだった。



・・・本当はよくある担降りブログみたいにここから一つずつ思い出を振り返るつもりだったんだけど、あまりにも長くなりそうだからやめておきます。

いろんなことを思い出してたら、シゲアキくんが結婚したこととか忘れかけてたな。

予定通りいけば、NEWSが週替わりで更新してるブログの今日の更新担当は加藤くんだ。
それを読んだら降りるのやっぱりやーめた!ってなるかもしれない。

でも、書いてるうちに頭が整理されたから、
降りることがつらくなくなってきたような、事実として自分の中に落とし込められたような気もしてきた。

とりあえずこれが今のわたしの気持ちです。



シゲアキくんへ
最高の7年間をありがとう。感謝してもしきれません。
ちゃんとこの気持ちを言葉にしたいのに全然まとまらなくて悔しい。加藤担なのに文章が書けなくて悔しい!!(笑)
きっと今シゲアキくんが言われて一番嬉しい言葉は一生言えそうにありません。ごめんなさい。
思いのほか早くシゲアキくんから離れることになったけど、陰ながら応援しています。

これからのシゲアキくんに幸あれ!



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