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The PEAKS ラウンド16妙高(一般)に参加

タイトル通り、8月25日にPEAKSという獲得標高を稼ぎまくるイベントに行ってまいりました。

  1. 前日〜当日準備

今回は蓼科の失敗を踏まえ、イベント前日から翌日まで3日間の休みを確保。当週のトレーニングも体調優先で進め、富士ヒルでも効果が感じられたカフェイン断ちを一週間前から実施していった。

前日は早めに現地入り。最寄り駅周辺は冬季がシーズンなのか人の気配少なく、自分にとっては落ち着ける雰囲気で、ライドの際によく通う青梅の西側のような印象を受けた。


宿泊の旅館では素泊まり予約、リサーチしておいたコンビニで前日夜と当日朝の食事を調達しておく。さらに時間に余裕あり、中華料理屋さんでランチ。
前日は午後から雨予報となっており、14時30分開始の受付と物販を済ませると宿にチェックイン。スタート地点から5分程度の場所にあり、スキー客用なのか土間が広い造りで自転車もそこに入れさせてもらった。落ち着く間もなく雨が強くなり、翌日開催も危ぶむぐらいだった。
物販ではサイクルキャップ2点とお守りを購入。せっかくならとキャップを当日被ることに。

当日は3時に起床。雨はやんでおり一安心も、昼過ぎから怪しい様子。
朝食を摂ると着替えなど始める。雨対策としてレインジェルを塗り、アイウェアには撥水スプレー、手間かかりそうな雨用のシューズカバーをあらかじめ装着。サイコンは誤動作を防ぐためジップロックを被せて根元をインシュロック(タイラップ)でとめる。サドルバッグにはパンク修理キットや補給食、レインウェアを詰めておいた。ただ、これらについては反省点あり後述。

会場に到着するのが早く、自然な流れに乗って一般最初のグループとなる。前後ライトやベルなど車検が行なわれるなか紛失物に気づく。ミラーが外れている…ずっと常備してただけに不安で、ライド中はちらちら後方確認する挙動不審ライダーになっていた。
もう開き直るしかなく、結果的に交通量少ないルートで問題なかったかなと。


2. スタート〜CP3

基本的に登って下って、あるいは下って登ってのコース設計で平坦は少ないのがPEAKS。予報から前半の下りでも稼げれば稼ぐ算段。前回の反省からエイド滞在時間も極力短くするよう心がける。

スタート直前に摂取したカフェインの効果か良い意味で頭がバグり、CP2までの約50kmは距離と時間の感覚が短かった。ただ、そこからCP3までの登り返しがメンタル的にもこたえる最初の難所。パワーが思うように出せなくなり、以降はエイドで補給して回復させるの繰り返しとなる。


3. CP3〜CP6 

CP3を出発する直前に雨が降り始める。レインウェアを着たものの猛烈な勢いとなり、さらにはサイクルキャップのツバを下ろさないミスで視界不良に陥る。
そこからの下りは落車の危険と隣り合わせで、雨が続けばDNFやむなしの考えが頭を占めていた。アイウェアの撥水スプレーは効果時間が過ぎたのか…再検証は、正直したくない。もちろんシューズカバーも虚しく10分もたず浸水してしまった。

エイドに到着したら嘘のように雨はやみ、むしろ晴れ間も見え始めるぐらい。
ここで摂ったおやきがうまく消化できず、しばらく喉元の引っ掛かりと軽い腹痛に悩まされる。およそ100km、もってくれるのはこの程度かと我ながら胃腸の弱さを痛感。

次のCP4は脇道にそれた場所で案内が立っていなく、近くになるにつれナビに頼る走行に。無事到着するとそのままで暑苦しかったレインウェアを即脱いで収納。スタッフから「10km下るとエイドありますよ」と言われ、「10km登り返すのか〜」などと思いがちらつく。
そして、1時間遅れスタートで増し区間ある変態さんトップが追いつく。はや!

CP5ではサイコンを覆っていたジップロックを外す。結束バンドは折りたたみ鋏で切った。というのも、付け方が雑すぎて数値が見えづらい状態だった。このまま雨降らなければ問題なし!のつもりだったのだが…

CP6までの登り。この辺りから出力が大幅低下し、勾配6%程度でも脚の節約を優先して迷わずインナーロー。時折緩斜面になっても踏めない…前半には行っていたフロント変速もだんだん面倒に感じ、どっちか固定で回転数調整やダンシングを混ぜたりしていった。


4. CP6〜ゴール

関門2に到着した際にはグロス17km/hを維持。このままトラブルなければ認定か。
ただ、事前に把握しておいたプロフィールから最後の登りが一番の削られルート。Strava上は平均勾配7.7%の距離およそ8kmで、終盤以外は10%付近がずっと続く坂。残ってる力を絞り出すように上ハン固定でトロトロ登る。
半分が過ぎた辺りで二度目の雨。登りが終わると豪雨になり、CP7までの下りはブレーキに力が入りっ放しだった。

CP7に到達。4時50分スタートの自分は17時でフィニッシャー認定扱い。ここからの下りで無理してほしくないという運営側の計らい? とにもかくにもダウンヒル苦手なもので誠にありがたかった。

行き合ったライダーさんとしばしの会話。愛知から来て今回が2回目とのこと。安心感からイベント特有の醍醐味を味わう。

下山が大変だった。レインウェア着ても濡れたジャージのせいで効果少なく、雨は弱まることなく続き、手の痺れも酷くなり、ただ安全にゆっくり進むしかなかった。抜きまーすと何度パスされたことか…実際に途中で2回下車したり、登り返しでフロント変速できる自信なく押し歩いたりした。

どうにかこうにかゴールに辿り着き、無事フィニッシャータオルを受け取る。
感触は、、ふっくらしてあったけ〜🥺🥺
前回の失敗時にお世話になったスタッフさんにも喜ばれ感謝。じわりじわりと達成感も込み上げてくる代わり、身体は脱力して脚元フラフラ💦

写真撮影とXの垢名(ラルケ)でフィニッシャーボードへの書き込み、エイドで食べられなかった豚汁やカレーをいただく。そして勢い余ってTシャツも追加購入。ゴール地点の雰囲気は格別だった。



5.  最後に

曇りから大雨→晴れ→また大雨と目まぐるしく変わる天候に、決して良いとは言えない路面状況。それでも雨の降る時間は幸いにして短く、設営されたエイドのタイミングが絶妙で身体が持ちこたえてくれた。サドルバッグに収納した補給食も大して出番なく、次回以降は軽くできないか再考。

ただ、長い休憩もあって旅館への帰り道で汗冷え症状に🥶 以前から抱えてる懸念材料で、日暮れ後も走り続ける長距離ブルベだったとしたら…と考えが及んでしまう。
PEAKSは確かにツラい。けど登りの持続力と下りの技量次第なところもある。何より、普段の自分にとって最優先でもある交通量と信号少ない道を選んでくれる。

次回は富士ヒルの前週かという話で、二者択一が迫られるなら8割方こちらを選ぶつもり。
まだまだ脚力足りないし、生活に支障ない程度に程よく頑張っていきたい。

以上、長文失礼しました!

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