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遠くから

山の頂上から街を見下ろす。たくさんの建物と水平線が見える。こんなに広い海も地球のほんの一部なんだ、と思うと少し怖い。

と同時に、私が普段通っている学校なんてちっぽけな箱みたいなもんだなって気付く。そこにいる時はすごく大きな箱に見えるけど、引きで見るとそうでもない。
でもその箱の中で色々な事が起こる。こんなに地球は広いんだからどこへだって行ける、嫌な事があれば逃げ出せば良いなんて言いたいけど、そう簡単にはいかない。現に今の私はあの箱の中で頑張るしかない。
だから、時々こうしてちっぽけである事を確認する必要がある。そうすればそこで起こる嫌な事も少しだけちっぽけに思えるから。

上から見れば綺麗に見える街も近くで見れば綺麗だと思えない事がいっぱいある。友達も深く付き合えば嫌なところが見えてくる様に。
だから何事も距離感が大事だと思います。嫌なものが見えてしんどくなったら、時々それが小さく見える場所まで行くのも一つの手段だと思います。

広大な空に真っ白の雲、水平線、たくさんの緑と建物。自分の生きている場所ってこんなに綺麗だったんだって思えるので、なんだか嬉しいです。

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