ポン中の戯言

他人に迷惑をかけないのであればどんな薬物でも好きにやれば良い。それは覚せい剤でもそうだと考えている。俺はシャブが原因で散々人に迷惑をかけ、救いの手を差し伸べてくれた人間からも自ら手を振り払い、堕ちる所まで堕ちる寸前にようやく気づいた。いや、堕ちる所まで堕ちた後に気づいた。

先日断薬してる癖に覚せい剤はダメで大麻は良いのか。自分勝手なマイルールだなと言われた。初めはまたクソリプが来たななんて思ったが、これについて真面目に考えてみた。
日本では犯罪なので法を犯しているという点では確かに自分勝手なマイルールだ。

俺は覚せい剤をやめ始めてしばらくは大麻をよく吸っていた。ポン中の頃は全然使わなかった乾燥しきった大麻だ。使い切った後も元友人から少量買っていた。
情けないが色々あって元と付けさせてもらう。この話もいつかまたXで書かせていただく。

覚せい剤のやめ始めは毎日シャブが打ちたかった。毎日というか毎時毎分毎秒と言ってもいいくらい頭の中はシャブで一杯。
脳内メーカーなら「打」「H」で埋め尽くされていた。更に効き目でも無いのになかなか寝付けない。眠たいのに眠れないのは本当に辛い。
冗談抜きで何度ももういいや。シャブ買いに行こう。と日々葛藤していた。そんな日々の夜、仕事終わりに大麻を吸う。すると再度シャブに手を出してはいけない明確な理由を思い出せるのと、リラックスして眠りにつけた。カッコよく言えば自分を見つめ直せたのだ。己ののキャパが分からず吸いすぎて不安になったり眠れなくなる事もあったけど。

これを読んでくれる人達には釈迦に説法かもしれないが、大麻を吸うと何気ない日常の反省点が見つかる。
例えば好きな人と過ごした時間を思い返して気持ちはしっかり言葉で伝えないといけないなとか、友人との会話を思い起こし少し棘のある言い方だったのでもう少し柔らかくしなければとか、あの時こうボケた方がもっと盛り上がっただろうなとか。

話は戻り相手の言う俺の自分勝手なマイルールについて大麻を吸いながら真面目に考えた。
そうだな。逮捕されると周囲に迷惑をかけるので日本ではやらない方がいいし、やるなら上手くやらなければならない。これは本当にそう思う。俺のXでのフォロワーさんは愛好家が多いので本当に上手くやって捕まらないで欲しいと心から願っている。

ただ"断薬の為"だけにおいては大麻は俺にとっては全く問題ない。それは揺るぎない。
俺の中での薬物使用のボーダーは「それを使用し続ける事によって他人に迷惑をかけるかどうか」だ。

これは俺も猛省しなければいけないが、アルコールも大麻も覚せい剤も使用して運転は言語道断だ。
大麻は使用すると自身で判断能力が鈍るのが分かる。たまにゆっくり走る様になって安全運転になるなんて言う人もいるが本気で言ってるのか?と思う。まだ10代後半の頃、怯えながら友人宅から自宅までの1キロ程度走って以来運転した事が無い。時速30キロが100キロ位に感じた。

飲酒運転は恥ずかしながら俺も若い頃に沢山した。自分は大丈夫だと根拠の全くない自信がついて乗るんだ。アホだ。人を轢かなかった事が奇跡だ。酒を飲んでシャブを買いに行った事もあった。もう2度としない。
大麻もアルコールもそうだがあの状態で急な飛び出し等を回避出来るのか甚だ疑問である。
シャブは切れ目の時が危ない。居眠り事故を起こした事が2度ある。大変反省している。
もしまた覚せい剤に手を出してしまったら、きっと俺は知らず知らずのうちに常ポンに戻る。そしてまた運転すると思う。なので絶対に戻ってはいけない。

話が逸れてしまったが、大麻に戻ろう。
俺はポン中の頃はとにかく自己保身の嘘をつき、約束を反故にして周りに散々迷惑をかけた。
大麻はどうだ?俺は人と会う時は大麻を吸わないで自制が出来る。吸いたくなるというよりは、シャブを使用しない為に吸うという感じだ。ほんの少量貰ってなるべく所持しない様にしている。使わなければシャブに逃げてしまいそうな時にだけ使うという感じだ。
大麻は日本では犯罪なのでそこは俺にとって大きな問題であるが問題ではない。自分でもなに言ってるかよく分からんが、シャブやるくらいなら大麻を吸ってもいいじゃないか。というスタンスだ。

シャブじゃそうはいかないぞ。予定が無ければ朝から晩まで、予定があっても時間ギリギリまでチンポをイジってしまいには嘘をついて約束を破る。
結婚式に呼んでもらったのにシャブ食ってグリグリで当日キャンセルしてしまった事もあったな。本当に申し訳ない事をしたと今でも思っているし、相手は今でも俺の事が大嫌いだろう。後悔してもしきれない。

という訳で、他人に迷惑をかけてしまうのであればどんな薬物も使用するべきではないと言う事だ。

クソウザいリプが飛んでくるリスクを避ける為にも、今後はXでは大麻についてポストはあまりしないようにする。大麻ダメ絶対。

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