7月3日 くもり

あまり、好調ではない。
昨日パーフェクトデイズという映画をみたからかもしれないし、坂口恭平の躁鬱大学を朝から読んだからかもしれない。つくっているとき、好調な時は本は読めず、周囲のことも気にせず前に進む。基本的に単調に世界は動いているし、楽しいとかではなく、充実した日々をすごして眠りにつくことができる。が、最近はなんだかよくわからない毎日を送っている。

10月にサンティアゴコンポステーラに行くことを決めて、チケットをとった。とても楽しみだ。だが、仕事をどうしようかすごくなやんでいて、毎日頭に浮かぶ。このままでいいのだろうかと。
本を書こうと決めた時、この仕事はちょうどいいと思った。週3日だけ店を開けて残りの4日はつくることに没頭できた。それで、今店頭にならんでいる。結局自費出版になったけれど、無名の作品がお店に並ぶこと自体、とっても嬉しいことだと思う。あ、今思いついた。minouブックスに営業に行ってみようかな。いま、これを書いているととても気持ちがいい。本のことをしている気がするからだ。私はきっと紙とペンが本当に好きなんだなぁ。

どうすれば、もうすこし、ほんの少しでいい、気持ちのいい生活をおくることができるだろうか。パートナーが欲しい。でも見つけるためには人にあったほうがいい。そうだ、人に会おう。街に引っ越そう。

まだ、今じゃない気があする。ここでできることが、まだ、ある。

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