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8/7今週のjazzお稽古日記

お盆休み前最後のお稽古。
大人初心者にとって、2週間開くって、大きい。

今練習しているのは、日舞なんかで使うような、舞踊用の大きな扇子を使う踊りです。
ハットも傘も扱ったことあるけど、小道具アリって難しい。
角度とか、面とか、揃えるのが難しいし、揃っていないと台無し。
でも、和風の太鼓と三味線がじゃかじゃかするかっこよくて、華やかで、それでいて婀娜っぽさも出すような曲なので、面白い。
先生のお手本とか、ぞくぞくしちゃう。
「かわいく」はなかなか振り切れないけど、「かっこよく」「いろっぽく」のほうがまだ恥ずかしくないので(当社比)、これからぽくしていきたいところ。

前にも書いたけれど、上手な人は、「振りを入れる」ことと「雰囲気理解して、作って、らしく、ぽく踊る」ことを同時にできる人が多い。
でも私はまだまだ、最初は憶えることで精いっぱいだ。
繰り返して、勝手に体が動くくらいまでしっかり憶えて、その間には先生に癖を直されて、そこから、所謂雰囲気、とかストーリーとか、らしくとかぽくとか、していく。その合間合間に、変な癖がつくので、それをまた矯正したりして。
上手な人は同時、でも私は二段階認証。
だから最初は変な動きだけど、ぎこちないけど、それに対して頭を抱えていたこともあるけれど、最終的に踊れるようになればいいやって、今は思っている。

この日は、まだ通い始めて2か月くらいの人がいた。レギュラーで来ている曜日が違うのか、3回くらいしか会ったことがない。たぶん、経験者じゃない。経験者だとしたら、本人からか誰かからか、なんとなーく耳に入ってくるものだから。経験があるとしても少しなんだろう。
この人がなんだかすごいのだ。
勿論全体的には、ああ、始めたてですね、という感じなんだけれど、先生が言ったことを、すぐに直す。

私たちだって勿論指摘事項は改めるけど、癖になっちゃっていて、ああまたやっちゃった!とか、気にしなきゃいけないことが他にもあって、なかなかできなかったりとかする。初心者さんだと、何を言われているか理解していないこともある。
でも彼女は、すぐに直す。直すことによってまた別の指摘箇所を生むこともあるけど、2回言われない。
ロンデジャンプのときの腕が低い、と言われたらすぐに。
足は左にではなく右に揃えるのよ、と言われたらすぐに。
勿論脚は肩の高さに上げろとか、ピルエットはダブルで、とか言われたら対応できないけど、そういうことはすぐに直す。
きっと集中力がすごいんだろうな。
見習いたい…!
会う機会も少ないけど、まだそんなに話せてないけど、素敵だなと思ったのでした。

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