想い出はモノクローム(2023/06/01)

・気がついたら手元に図書館の本が10冊あった。気がついたら、2冊読み終わっていた。あと8冊。


・灰色と白。

・リトルマーメイドを見ていたらウツボ兄弟が嫌いになりそうな気もするけど、その辺は別物として認識してるのかな。いや元より私がオクタヴィネルの三人があまり好きじゃないってのはあるけど。

・まあでもリトルマーメイドってアリエルの行動を許容できるかどうかでかなり作品の評価が変わりそうだし、ヴィランを悪と断定してしまうのも如何なものかとは思うけども。


・どこに行ってもヨルシカかYOASOBIかツユが鳴ってる気がする。YOASOBIもツユもヨルシカも作曲家の好きなメロディライン、好きなコード進行、音作りにバリエーションがないので、結構またか…。と思ってしまうことが多い(アーティスト単位の印象付けとしてわざわざそのような曲を作っているのだろうから、またか。と思わせている時点で彼らの目論みは成功していると言える)


・単行本が文庫本になるのに2年前後かかるという認識ではあるんだけど、最近は1年くらいで文庫になってるなんて話を聞く。そんなはずない。と思うので、かなり大雑把に去年の(2022年度の)本屋大賞10作品の発売日なんかをまとめてみる。

同志少女よ、敵を撃て/逢坂冬馬(2021/11/17) ― 早川書房
赤と青とエスキース/青山美智子(2021/11/10) ― PHP研究所
スモールワールズ/一穂ミチ(2021/4/22) ― 講談社
正欲/朝井リョウ(2021/3/26)(2023/5/29) ― 新潮社
六人の嘘つきな大学生/浅倉秋成(2021/3/2)(2023/6/13) ― 角川書店
夜が明ける/西加奈子(2021/10/20) ― 新潮社
残月記/小田雅久仁(2021/11/18) ― 双葉社
硝子の塔の殺人/知念実希人(2021/7/30) ― 実業之日本社
黒牢城/米澤穂信(2021/6/2) ― KADOKAWA
星を掬う/町田そのこ(2021/10/18) ― 中央公論新社

・記憶通り一年程度では文庫化されないようだ。それから映画化、アニメ化、マンガ化なんかが行われるかどうかが文庫化を早くする要因みたい。ただ、ここで文庫になっている二作品は2021年に入ってすぐの刊行だったので、ちゃんと二年は経っている。と考えると一年程度では文庫化されることはほぼないのではないか。

52ヘルツのクジラたち/町田そのこ(2020/4/18)/(2023/5/25) ― 中央公論新社
お探し物は図書室まで/青山美智子(2020/11/11)(2023/3/2) ― ポプラ社
犬がいた季節/伊吹有喜(2020/10/14) ― 双葉社
逆ソクラテス/伊坂幸太郎(2020/4/24)(2023/6/20) ― 集英社
自転しながら公転する/山本文緒(2020/9/28)(2022/10/28) ― 新潮社
八月の銀の雪/伊与原新(2020/10/20)(2023/5/29) ― 新潮社
滅びの前のシャングリラ/凪良ゆう(2020/11/9) ― 中央公論新社
オルタネート/加藤シゲアキ(2020/11/19)(2023/6/26) ― 新潮社
推し、燃ゆ/宇佐見りん(2020/9/10) ― 河出書房新社
この本を盗む者は/深緑野分(2020/10/8)(2023/6/13) ― KADOKAWA 

ちなみに2021年度の本屋大賞はこんな感じ。2~3年くらい経つと新潮社、角川、集英社なんかの大手(個人的な感想です)出版社は文庫にする傾向があるようにも思う。(追加で調べた2020年の本屋大賞受賞作は全て文庫になっている)逆に、ポプラ社や河出書房は文庫化に3年程度かかるのかも。

・おそらく2023年度の本屋大賞受賞作は2026年あたりに文庫化されるので、気になるけどハードカバーはちょっと…という方は3年待ってみるといいかもしれない。

・もしハードカバーに限らず読めれば何でもいという人はハードカバーを買ってメルカリかなんかで売ればそこそこのお金は戻ってくると思います。

サポートしていただいたものは、創作活動と、投稿者の活動に役立てます。