「国民レベルで謎のムーブメントが起きたときに冷めた目で見れるのでよい」を参考にしてまとめてみた

というツイートが小バズりしていたのを見かけたが、正直僕はあまり理解できていない分野であったが知りたい!という知的好奇心が働いたのでまとめてみたから皆様も参考にしてほしい!

超簡単な認識ですよ。

ナッシュ均衡

ジョン・ナッシュが提唱した理論がナッシュ均衡である。ゲーム理論というものの中の話である。

ナッシュ均衡とは複数人のプレーヤーがいる状況を想定し、そのプレーヤー同士の戦略が分かっていて、プレーヤー同士の戦略が変更されないという前提の元で、自分だけが戦略帰ると損をしてしまうような状態がそこにいる全てのプレーヤーに適応されている状態のことである。

この硬直状態のことをナッシュ均衡と言う。

またさらに前提としてこれは非協力ゲームであることが重要であり、それぞれのプレーヤーは個人の利益を優先し協力して戦略を決定するわけではないと言うことだ。

囚人のジレンマなどのように協力すればより総利益が増加する状態などでも、一方が戦略を変えると利益が損なわれるので、結局硬直状態が続くと言うことである。

多元的無知

多元的無知とは自分の判断を下す際に、周囲の人間の判断を観察しそれを参考にして判断しようとする能力である。

少し難しいですね。

日本人の空気を読むという言葉が近いのではないでしょうか。

周囲の人間の判断と自分の判断が異なった場合に、自分の判断が間違っているのではないかと考えてしまうことだ。

女性の悲鳴を聞いた時に誰もそれに反応しなかった場合、自分が助けようと考えているのが大袈裟なのではないかと考えているということだ。

コンコルド効果


コンコルド効果とは物事にお金や時間を投資し続けることが損失になるとわかっていても、それまでの投資していたことが影響し、やめられない心理状態のことを指す。

思い込みによって合理的に判断できないことである認知バイアスの一種である。

パチンコなどでこれ以上採算取れないのがわかっていてもこれまでつぎ込んだお金があるから、パチンコを続けてしまうなどの心理で考えたらわかりやすいのではないだろうか。

認知的不協和


「コーラを飲むと美味しいけど、体に悪いとも言われてるしな。」

このように考える矛盾は、認知的不協和と言われます。

人はこの状態に陥った時に二つの考え方のどちらかを取ります。

・新しい認知を肯定するために、今までの自分を否定する。
・新しい認知を否定するために、今までの自分を肯定する。

新しい考え方、価値観などに出会った時にこれまで持っていたものとそれらが矛盾した際の心理が認知的不協和だ。

学校には通わないといけないものだ。と思っていたところにゆたぽんが現れた時にどのように考えるかなどは認知的不協和の例といえるのではないだろうか。

まとめ


これらのような集団心理効果などを踏まえた上で、今回のようなコロナ騒動を見ると冷めた目で遠くから「あ、こいつら今冷静じゃないな。。。この心理効果働いちゃってんなぁ」と思えるのかもしれない。

上記の心理効果を今回のコロナ騒動に当てはめて考える作業はそれぞれでぜひしてみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?