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強かった大坂さん(全豪オープン その4)

スペインのガルビーネ・ムグルサ。スペインの女子テニス選手って割と小柄な人が多い印象ですが(単にアランチャ・サンチェス・ビカリオのイメージかも)、ムグルサはスラっと背が高くてエクボの素敵な女性です。グランドスラム(GS)タイトルも2つ(全仏、全英)持っていて、世界ランク1位経験者です。

初顔合わせだった二人。意外ですが、大坂さんの出世が早かったから対戦する機会がなかったのでしょう。大坂さんは初対戦で「少し怖さがあった」と言ってますが、出入りの激しいテニスで凡ミスの山を築きます。最初のセットを取られますが第2セットは粘って獲り、最終第3セットに持ち込みます。しかしここでも3-5とリードされ自分のサーブでしたがマッチポイントを2つ握られます。ところがこれをサービスエースと厳しいストロークで凌いで4ゲームを連取して勝利をもぎ取りました。

経験豊富な相手に、大事なポイントになればなるほど粘り強く厳しいストローク戦を展開する大坂さん。え、いつの間にこんななったの?と正直驚きました。

さて私が応援している謝 淑薇(シェイ・スーウェイ)も4回戦を勝ち上がり、準々決勝は大坂さんと何度目かの対戦です。大坂さんのムグルサ戦を見る限りスーウェイに勝ち目はなさそうです。しかしこの対戦、私はスーウェイを応援します。私は「日本人」を応援するわけではなく、好きな選手を、そしてどちらかというと弱い方の選手をいつも応援します。それがたまたま日本人選手であることもあります。たまに思うのですが、大坂さんが米国籍を選んでいたらどうなっていたでしょう?

ま、それはともかく、今回私はスーウェイ推しです。「加油!淑薇 ❕」

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