竹花貴騎氏はなぜ怪しいと言われている?

ネット上で一人のビジネス系ユーチューバーに経歴詐称疑惑の声があがりました。それはYouTubeチャンネル登録者数数十万人を数える「竹花貴騎MUPビジネスカレッジ」チャンネルを運営する竹花貴騎氏です。

竹花貴騎さんは海外の大学を卒業後、Googleに入社。東証一部上場企業グループの海外拠点の最高執行責任者やリクルートを経て独立し、2017年にLimを設立しました。
その後「Google出身者が開発」を売りにしたインスタグラム集客ツールを販売。現在は国内外に複数の拠点を持ち事業を展開するほか、MUPビジネスカレッジというビジネススクールを立ち上げ、数万人の会員を持っている。28歳にして資産は100億円を超えていると言われていました。

さらに、竹花財団という財団を作り、アジアの恵まれない子供たちを支援するほか、故郷の東村山市に1億円の寄付をするなど社会慈善活動にも熱心に取り組んでいる経営者です。

上記の話は竹花貴騎さんがMUPの会員たちに向けて話していた自己紹介だが、その内容のほとんどがウソではないかという疑惑がネット上で持ち上がったのです。

Twitterでビジネス系インフルエンサーとして知られる田端信太郎氏が竹花氏に問い合わせたところ、Googleは業務委託で働いていたことが発覚し、バリに所有するとされた別荘は民泊で7万円で借りられる物件で自己所有のものではないことが明らかになったほか、海外事務所の写真はすべて合成写真で、竹花財団が運営している学校も、別の団体が運営している学校であることがわかったのです。

次々に明らかになる竹花氏の嘘の経歴に、「竹花氏の経歴詐称は極めて悪質」と語るのはかつて青汁王子と世間から呼ばれ、年商130億円の企業を経営していた三崎優太氏だ。竹花貴騎さんは自身のSNSで、同じ若手経営者である三崎氏のフォロワーを中傷するような発言を繰り返していました。

竹花貴騎さんは経歴についてもっとも批判が浴びせられていますが、それよりも元Googleと言って商品を売っていたことが最大の問題と言えるのではないでしょうか?よい商材である根拠を「Googleにいた」という経歴で紹介していたからです。

今回の経歴詐称は刑事罰に値するものではないのかもしれませんが、海外拠点も実態が怪しいものばかりで、いわば実績を偽って商品を売っていたという意味では限りなく詐欺に近いと言えるのではないでしょうか。

Googleの業務委託を受けていただけにもかかわらず、社員として働いていたと偽ったことにより炎上しました。
これが炎上騒動の事の発端となるのですが、初めて経歴詐称なのではと告発したのは起業家兼YouTuberの田端信太郎さんでした。

今現在は飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍されている竹花貴騎さん。
その理由に、炎上騒動後の誠実な対応があったからこそ今があると思います。
炎上騒動から約半年後、竹花さんは過去に起きた炎上の経緯と真相を全て告白しました。
見栄を張って会社を大きく見せていたことを認めていました。

竹花さんが炎上することのきっかけとなる発信をした田端信太郎氏。ここで対談が持ち上がります。
田端さんは当時竹花さんのことを「小物界の大物」「本物の偽物感」と罵っており、何を蒸し返されるか分からないため、竹花さんもこの対談は気が乗らなかったと思います。
青汁王子こと三崎優太さんも、竹花さんが炎上したときに「詐欺の校長」「令和のショーンT」と揶揄し痛烈に批判していました。
動画では本当の竹花さんを知りたいので嘘無しでと、腹を割って話すことを求めていました。

竹花さんも三崎さんの要望通り、炎上騒動のことを嘘無しで赤裸々に話していました。

経歴詐称のことを赤裸々に話す竹花さんを見て三崎さんは、「意外に素直に認めるんだな」と感心していました。その後は和解し、竹花さんのYouTube動画にも三崎さんが出演したり、一緒に歌舞伎町でホストになったりと今も親交があるようです。

田端さんや三崎さんを始め、当時批判していた著名人と和解することとなり、和解できたのは紛れもなく、竹花さんが反省して当時の事を赤裸々に話したからであり、その誠実さについては田端さんも感心しています。

炎上騒動で全てが嘘なのではないかと疑われていますが、実際に竹花さんが行った功労や実績があります。
東村山市への1億円寄付に紐づく話ですが、竹花さんは1億円寄付の功労を称えられ紺綬褒章を授与されました。

紺綬褒章とは、500万円以上の私財を公益のために寄付した者を対象とする勲章なのですが、大金を寄付すれば誰でも授与されるわけではありません。

基準を満たした者が、さらに各府省等の推薦に基づいた審査を受け認められた場合のみ表彰されます。

つまり竹花さんはお金を積んだから勲章を得たわけではなく、国政の厳正かつ公正な審査を通過したうえで、紺綬褒章並びに賞杯を受け取られたということです。悪いイメージが先行しがちですが素晴らしい功績は残しているのです。

その後、サービス名を変更する前は、MUPの会員数を伸ばすためにも経歴詐称をしていたため、ブランディングをして会員に高額商品を売りつけるんじゃないかという悪評が立ちました。
そのため、オンラインスクールのサービス名をMUPからUR-Uへ変更して再出発をしています。
ただサービス名を変えただけではなく、サービス内容も一新しています。

竹花さんも学長ではなく、一講師の立場として講義を行っているようで、UR-Uはサービスの質が高く評判も良いようですので、ブランディングに頼ってコンテンツが乏しい詐欺まがいな商売はしていないということが分かります。

2021年から竹花さんは、ドバイに拠点を移して活動しています。

なぜドバイに行ったかというと、「日本だけでビジネスをしている自分が小さく見えた」と話しており、海外でもう一度ゼロからビジネスを立ち上げてみたいという想いから、拠点を海外に移動させたそうです。
ドバイの良いところは税金がかからないというところで、日本で事業をする倍くらい事業投資にお金をかけられるところです。
税金対策ができるとはいえ、人脈もコネもない異国の地ですぐに売上をあげ、事業を軌道に乗らせるところは、さすがのビジネスセンスです。

竹花さんの最新の活動については、公式インスタグラムか公式ツイッターで見ることができますので、今後の活動にも注目ですね。
UR-Uがメインのように感じますがその他にに色々な事業を展開されています。

登記上竹花さん本人が代表というわけではありませんが、株式会社MDSの事業活動で動いている時間が多いようです。
MDSは元々竹花さんが以前代表を務めていた会社(株式会社LIM)で行っていた事業を引き継ぐ形となっていますので、インスタグラムの集客サービスやシステム開発などがベースとなっています。

さらに躍進し、サービスを一新してグレードアップした分、学べる内容に対してもポジティブな口コミが多くそのような学びで色んな人を支援しているようです。

今日の学びと題して、UR-Uで学んだ内容をアウトプットしている生徒さんも多くあります。

一方で悪い口コミはほとんど見当たらず、どちらかと言うと今でも竹花貴騎さんに対するネガティブな口コミがいくつか見られただけでした。

総評としては、前向きに学んでいて好評価の生徒さんが多く、過去の過ちを改善してMUP時代よりさらに学べる内容もグレードアップしていると言っていいのではないでしょうか。

 

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