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淡くなった共感覚、消えた共感覚

こんにちは、Riom(リオン)です。
今日はタイトルの通り、私の共感覚いついてです。
共感覚があることに支障はなかった私ですが、共感覚が
なくなって少し困っている(不便になった)という話。

そもそも共感覚って??

私にも良くわからないですが、調べると以下のようです。

共感覚(きょうかんかく、シナスタジア)は、ある刺激に
対して通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚をも生じさせる
一部の人にみられる特殊な知覚現象。

子どもの頃と共感覚を知った時

私の場合、数字に色を感じることと、形に味を感じます。

子どもの頃、もちろん全く違和感なくテレビのリモコンの
数字が色に見えていたので(数字も見える上で頭の中で
色も乗っている感じ)、家族に「チャンネル黄色に変えて!」
とか言っていたのを覚えています。
でも無反応だから、子どもながらに、あー、色で伝えるもの
ではなくて数字の方で伝えた方がいいのかなと思って、
いつの頃からか数字は数字で伝えるようにしていました。
でも、だからと言って色を感じることが特別とかではなく、
みんな色もわかるけど、数字の方がわかりやすいのかな?
ぐらいの感じです。

当たり前ですが、幼稚園でも学校でも数字と色をセットで
勉強するなんてこともなく、日常生活でも数字は数字。でも
私は、電話番号や金額や勉強、数字を記憶する場合には常に色で
覚えていました。桁が多くても1枚の絵のように見えるので
その絵を記憶する感覚です。
ただ、実はここには難点があって、色が不変ではないという
こと。過去には黄色だった1が、薄いオレンジになったりも
するので、長期的に記憶する必要のある数字は覚えられません。
というか、大体は覚えているけど微妙に間違っていることが
あるので確認が必要です。

こうやってずっと生きてて、ある日、テレビで共感覚の人を
見た母から「今日ね、共感覚っているのを持ってる人がテレビに
出ててね、数字が色に見えたりするんだってー。あんた昔、
数字見て色で話してたよね??共感覚ってやつなんじゃない??」
と。

「・・・・・・えっ?他の人は色が見えないの?!?!?」

20歳を過ぎてからのこの事実に衝撃。笑
私からすると、
「誰もそんなこと(数字に色を感じないこと)言ってなかったじゃん!」
母からすると、
「数字は数字なんだから誰もわざわざ言わないよ!笑」

確かに・・・。

そして今「淡くなった共感覚、消えた共感覚」

共感覚を知ってからも日常は変わらずでしたが、ここ1・2年で
私の共感覚に変化がありました。

形に味を感じることは今も変わっていなく、まるいものを見ては
甘いなと感じたり、三角を見ては辛いなと思ったり。

でも数字を色で覚えていた私にとって大きな困難が!
実は、数字の色がすごく淡くなって少しずつ混ざってグラデーション、
んー、タイダイのようになってしまって『数字を覚える』という
ことができなくなってしまいました。
説明が難しいんですが、『黄色・緑・黒』みたいにその色のブロックが
並んでいるように見えていた数字の羅列が『淡い青・淡い水色・
淡い緑』みたいになってしかもそれぞれが混ざっているというか。

その色自体は1つの絵として記憶していても、それを思い出すときに
色の識別がしにくくなってしまったんです。

そして今では、色がほとんどなくなりました。

共感覚についての知識もあまりないですし、共感覚が消えるもの
なのかもわからないですが、とにかく不便です!!

仕事で常に数字を使っていますが、それを全て数字で覚えなきゃ
いけないっていうことが、すごく苦手です。

色、戻ってこないかな・・・。

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