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危険信号発生 ー VIXのRSI(14)10日移動平均値 9/11/21

日本株は日経が30,000を破り今のところは順調に上がっていますが、米国株は先週はまりよくなかったですね。特に金曜の動きは気になります。発表された8月のProducer Price(日本の卸売物価に相当)が予想より高く、それにつれて10年物のTreasuryの金利が上がりました。より注目される消費者物価指数(CPI)が火曜に発表されるのでそれに対しての警戒感もあるのでしょう。9・11を記念して大きく下げるなどはしゃれにもなりませんが。

これもあまりあてになりませんが、9月は過去のデータから見てよく大きく落ちる月です。Seasonalityから判断すると10月中旬まで下落し、それから12月の上旬まで上がるということです。また前にも書きましたが「恐怖の月曜」があり、過去50年間平均で見ると週の中で月曜だけは下落しているのです。

さて、前置きはそのぐらいにして上のチャートを見ると最近私が注意してみているVIXが上向きになっています。先週の木曜、金曜と大きく上がっています。その結果VIXはその10日移動平均値を下から破っています。これは重要な危険信号です。

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上にS&P 500のRSI(14)とRSI(45)を示しますが、これも私が最近発見したRSI(45)がそのとの関係で20日移動平均値でまずい状態になりました。RSI(45)がその10日移動平均値を下に切っているのです。またRSI(14)はまたDivergenceを起こしています。(赤い破線で示す。)

これらを考慮するとまたドッカーンが近いうちに来る可能性が高い気がします。私は10月中旬までは少し株取引は休んだ方がいいかなと思っています。日本株がどうなるかも気になります。アメリカが先週下げたので、月曜は日本株も下げる可能性が高いと思いますが、要は30,000ぐらいまでで踏ん張れるかでしょう。まー、この数週間は特に気を付けて、MACD,RSI,VIXをじっくり見ていくつもりです。

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