読書|滅びの前のシャングリラ
1ヶ月後にこの世が終わるなら、この瞬間をどう過ごすのか。
死ぬ前最後に食べたいものは何か、そんな話題を誰もが口にしたことがある気がします。
本書を読んでいる間、私は毎日のように何食べたいかなと考えていました。近々自分が死ぬなんて思っていないからこそ、最後の晩餐を優雅に考えられているんだと思います。
この本の世界では、地球の終わりに向けて人が街が秩序がどんどん崩壊していきます。
未来に向かって積み上げてきたものが意味を成さなくなる現実を突きつけられた瞬間、多くの人が混乱