最新版オーストラリアワーキングホリデー

ワーキングホリデーでオーストラリアに来て、仕事を早く見つけるための方法を以下に詳しく紹介します。

1. 履歴書の準備

  • 形式と内容: オーストラリアの履歴書は一般的に簡潔で、2ページ以内に収めることが推奨されます。以下の情報を含めます:

    • 個人情報: フルネーム、連絡先(電話番号、メールアドレス)、住所

    • プロフィール: 簡潔な自己紹介と職務目標

    • 職務経歴: 直近の職歴から順に記載(会社名、役職、勤務期間、主な業務内容)

    • 学歴: 最終学歴から順に記載(学校名、専攻、卒業年)

    • スキル: 関連するスキルや資格(言語スキル、技術スキルなど)

    • 参照人: 前職の上司や同僚の連絡先(必要に応じて)

2. カバーレターの作成

  • カスタマイズ: それぞれの求人に合わせたカバーレターを用意します。以下の情報を含めます:

    • 宛先: 採用担当者の名前や会社名を明記

    • 導入部分: どのポジションに応募しているかを明確にし、興味を持った理由を簡潔に述べる

    • 自己紹介と強み: 自分の経験やスキルが、応募ポジションにどう適しているかを具体的に説明

    • 結論部分: 面接の機会を求める旨を伝え、連絡先情報を再度記載

3. スキルと資格の準備

  • RSA(Responsible Service of Alcohol): オーストラリアでアルコールを提供する仕事をするには必要な資格です。オンラインで簡単に取得できます。

  • ホワイトカード: 建設業で働くために必要な資格で、建設現場での安全教育を受けた証明です。これもオンラインで取得可能です。

  • バリスタトレーニング: カフェで働きたい場合、バリスタトレーニングを受けておくと有利です。

  • その他の資格: 求人市場で求められる他の資格(ファーストエイド、CPRなど)を取得しておくと役立ちます。

4. 英語力の向上

  • 英会話の練習: 英語での日常会話やビジネス英語に慣れておくことが重要です。オンライン英会話レッスンや英会話カフェを利用して練習します。

  • リスニングとリーディング: 英語のニュース、ポッドキャスト、書籍を活用してリスニングとリーディングのスキルを向上させます。

5. 文化と法律の理解

  • オーストラリアの職場文化: オーストラリアの職場では、フレンドリーでカジュアルなコミュニケーションが一般的です。敬語や形式ばった表現よりも、親しみやすいコミュニケーションが好まれます。

  • 労働法と権利: オーストラリアの労働法やワーキングホリデービザの規定を理解しておくことが重要です。最低賃金、労働時間、休憩時間などについて把握しておきます。

6. 必需品の準備

  • 重要書類: パスポート、ビザ承認書、資格証明書(RSA、ホワイトカードなど)、英語の履歴書とカバーレターのコピー

  • 銀行口座の準備: オーストラリアでの銀行口座を開設するための書類(パスポート、ビザ、住所証明など)を用意します。

  • SIMカードと携帯電話: 現地で使えるSIMカードを用意しておくか、到着後すぐに購入できるように準備しておきます。

7. 生活準備

  • 宿泊先の確保: 到着初日に滞在する宿泊先を予約しておきます。ホステルやシェアハウスなど、短期滞在から長期滞在に移行する際の選択肢を検討します。

  • 交通手段の確認: 現地の公共交通機関の利用方法や、主要な交通機関のアプリをインストールしておくと便利です。



オンライン求人サイトの活用について、具体的な手順やポイントを詳しく説明します。

主なオンライン求人サイト

1. Seek

オーストラリア最大の求人サイトで、様々な業種の求人情報が豊富に掲載されています。

  • アカウント作成: Seekに無料のアカウントを作成し、プロフィールを充実させます。

  • 履歴書アップロード: 英語の履歴書をアップロードし、カバーレターも登録しておきます。

  • 求人検索: 希望する職種や勤務地、雇用形態(フルタイム、パートタイム、カジュアル)を指定して検索します。

  • アラート設定: 求人アラートを設定し、新しい求人が掲載された際にメールで通知を受け取れるようにします。

2. Indeed

多くの企業が利用する求人サイトで、世界中の求人情報を掲載しています。

  • アカウント作成: Indeedに無料のアカウントを作成し、プロフィールを充実させます。

  • 履歴書アップロード: 英語の履歴書をアップロードし、カバーレターも登録します。

  • 求人検索: 職種や勤務地、給与範囲、雇用形態を指定して検索します。

  • アラート設定: 新しい求人情報を受け取るために、求人アラートを設定します。

3. Gumtree

地域の求人情報が多く掲載されており、短期やカジュアルな仕事を見つけるのに適しています。

  • アカウント作成: Gumtreeに無料のアカウントを作成し、プロフィールを充実させます。

  • 履歴書アップロード: 必要に応じて履歴書をアップロードしますが、直接連絡する求人も多いです。

  • 求人検索: 地域や職種、雇用形態を指定して検索します。

  • 直接応募: 多くの場合、掲載された連絡先に直接連絡することになります。履歴書とカバーレターを準備しておきましょう。

求人サイトの利用手順とポイント

  1. プロフィールの充実

    • 自分の経験やスキルを詳細に記載し、プロフェッショナルなプロフィール写真をアップロードします。

    • 自己紹介文を作成し、簡潔かつ魅力的に自分をアピールします。

  2. 履歴書とカバーレターの準備

    • 求人ごとにカスタマイズした履歴書とカバーレターを用意します。

    • 具体的な経験やスキルを強調し、応募するポジションに関連性の高い内容にします。

  3. 求人情報の検索と応募

    • 希望する職種や勤務地を設定し、キーワード検索を利用します。

    • 応募する際は、求められる条件をよく確認し、自分がその条件を満たしているかをチェックします。

  4. 応募の際の注意点

    • 応募フォームには正確な情報を記入し、スペルミスや誤記に注意します。

    • 履歴書とカバーレターは、求人情報に記載された指定フォーマット(PDFやWordなど)で提出します。

  5. フォローアップ

    • 応募後、1週間程度経過しても返信がない場合は、丁寧なフォローアップメールを送ることを検討します。

    • フォローアップメールでは、応募したポジションに対する関心を再度伝え、連絡を待っている旨を記載します。

  6. 複数のサイトを利用

    • 複数の求人サイトに登録し、幅広く求人情報を収集します。

    • サイトごとに異なる求人情報が掲載されているため、複数のサイトを活用することでより多くの機会を得ることができます。

その他のオンラインリソース

  1. LinkedIn

    • プロフェッショナルなネットワーキングサイトで、企業の採用担当者と直接つながることができます。

    • 自分のプロフィールを充実させ、積極的にネットワーキングを行います。

  2. Facebookグループ

    • 「Jobs in Australia」「Working Holiday Jobs」など、オーストラリアの仕事情報を共有するグループに参加します。

    • グループ内で定期的に投稿される求人情報をチェックし、興味のあるポジションに応募します。


現地のエージェントを利用する方法

現地のエージェントを活用することで、オーストラリアでの仕事探しが効率的に進むことが期待できます。ここでは、エージェントの種類、利用方法、選び方について詳しく説明します。

1. エージェントの種類

  1. 総合リクルートメントエージェンシー

    • 多種多様な業種や職種の求人を取り扱っており、広範なネットワークを持っています。

  2. 専門エージェンシー

    • 特定の業種や職種に特化したエージェンシーです。IT、医療、ホスピタリティ、建設などの専門分野で強みを発揮します。

  3. 地域特化エージェンシー

    • 特定の地域に強みを持ち、その地域での求人情報や企業とのコネクションを活かして求職者をサポートします。

  4. ワーキングホリデー専門エージェンシー

    • ワーキングホリデーメーカー向けに特化したエージェンシーで、短期やカジュアルな仕事を中心に紹介しています。

  5. インターンシップエージェンシー

    • ワーキングホリデーメーカー、学生向けにたエージェンシーで、有料でインターンシップを紹介してくれる。オフィスやアイランドリゾートなどの仕事を見つけたい方向け。

2. エージェントの利用方法

  1. エージェントの選定

    • 自分の希望する職種や地域に特化したエージェンシーを選びます。オンラインでリサーチし、エージェンシーの評判やレビューを確認します。

  2. 登録手続き

    • エージェンシーのウェブサイトで登録手続きを行います。通常、履歴書や職務経歴書をアップロードし、基本情報を入力します。

  3. 面談の予約

    • エージェントとの面談を予約します。面談は対面、電話、ビデオ通話のいずれかで行われることが一般的です。

  4. 面談の準備

    • 面談では、自分の職務経歴やスキル、希望する職種や勤務地、労働条件などを詳しく説明します。質問や疑問点も事前に準備しておきましょう。

  5. 求人の紹介

    • エージェントが適した求人を見つけて紹介してくれます。求人内容を詳細に確認し、興味のあるものがあれば応募手続きを進めます。

  6. 応募サポート

    • 応募書類の作成や面接対策について、エージェントからアドバイスを受けます。エージェントは企業との連絡を代行してくれるため、スムーズに応募が進みます。

  7. フォローアップ

    • 応募後のフォローアップもエージェントが行ってくれます。面接のフィードバックや次のステップについての連絡を受け取ります。

3. エージェントの選び方

  1. 評判と実績

    • エージェンシーの評判や実績を確認します。オンラインのレビューサイトやSNS、求職者のコミュニティで情報を集めます。

  2. 特化分野

    • 自分の希望する業種や職種に特化したエージェンシーを選ぶことで、より適した求人情報を得ることができます。

  3. サポート内容

    • 履歴書の添削や面接対策など、求職活動全般にわたるサポート内容を確認します。提供されるサポートが自分のニーズに合っているかをチェックします。

  4. ネットワークの広さ

    • エージェンシーがどのくらいの企業と提携しているか、そのネットワークの広さも重要な選択基準です。


4. エージェントとの良好な関係の築き方

  1. プロフェッショナルな対応

    • エージェントに対してプロフェッショナルな態度で接し、信頼関係を築くことが大切です。

  2. コミュニケーションの重要性

    • 定期的にエージェントと連絡を取り、進捗状況や新たな希望を伝えます。必要な情報や書類は迅速に提供します。

  3. フィードバックの活用

    • エージェントからのフィードバックを積極的に活用し、自分の求職活動に反映させます。フィードバックを元に履歴書や面接のスキルを改善します。



必要なスキルと資格

1. RSA(Responsible Service of Alcohol)

  • 必要性: オーストラリアではアルコールを提供する仕事(バーテンダー、ウエイター、カフェスタッフなど)には、RSA資格が必須です。

  • 取得方法:

    1. オンラインコースまたは対面コースを選びます。多くの州でオンラインコースが利用可能です。

    2. コースの内容は、アルコールの安全な提供方法、法律、顧客のID確認方法などを学びます。

    3. コース修了後、テストに合格するとRSA資格が発行されます。

2. ホワイトカード(White Card)

  • 必要性: 建設業界で働くためには、労働安全教育の一環としてホワイトカードが必要です。

  • 取得方法:

    1. オンラインコースまたは対面コースを選びます。

    2. コースの内容は、安全装備の使用方法、緊急時の対応、現場での安全規則などを学びます。

    3. コース修了後、テストに合格するとホワイトカードが発行されます。

3. バリスタトレーニング

  • 必要性: カフェで働く場合、バリスタスキルが求められることが多いです。

  • 取得方法:

    1. バリスタスクールやコーヒーショップでのトレーニングコースに参加します。

    2. コースの内容は、エスプレッソの抽出方法、ミルクのスチーム方法、ラテアートの基本などを学びます。

    3. 実技試験を経て、修了証を取得します。

4. ファーストエイド(First Aid)

  • 必要性: 一部の職種では、ファーストエイド資格が求められることがあります。

  • 取得方法:

    1. オーストラリア赤十字社やSt John Ambulanceなどの機関が提供するコースに参加します。

    2. コースの内容は、心肺蘇生法(CPR)、怪我や病気の応急処置、緊急事態の対応などを学びます。

    3. コース修了後、ファーストエイド証明書が発行されます。

5. 英語力の向上

  • 必要性: 多くの職場で英語のコミュニケーション能力が求められます。

  • 取得方法:

    1. 英会話スクールに通う、オンライン英会話レッスンを受ける、または現地の語学学校に通う。

    2. 英語のニュースやポッドキャストを聴く、英語の書籍や記事を読むなどして、リスニングとリーディングスキルを向上させます。

    3. TOEICやIELTSなどの英語試験を受けて、英語力を客観的に証明することも有効です。

具体的な準備ステップ

  1. 情報収集

    • オーストラリアの求職サイトやエージェント、専門学校のウェブサイトで必要な資格やスキルに関する情報を収集します。

    • 必要な資格コースの提供機関や費用、期間などを確認します。

  2. コースの申し込み

    • 自分のスケジュールに合ったコースに申し込みます。オンラインコースは特に便利です。

    • 早めに申し込むことで、渡航前に資格を取得できるように計画を立てます。

  3. 勉強とトレーニング

    • 申し込んだコースの教材をしっかりと学びます。

    • 実技が必要な場合は、しっかりと練習し、試験に備えます。

  4. 資格取得

    • コースを修了し、試験に合格したら、資格証明書を受け取ります。

    • 資格証明書はデジタルコピーと紙のコピーを両方用意し、すぐに提出できるようにしておきます。


まとめ

2024年現在オーストラリアでの職探しに関しては熾烈を極めています。
英語が母国語のイギリス人やカナダ人の人も仕事が見つからないと話している毎日です、特にホスピタリティの分野に関して2024年1月から6か月の就労制限がなくなり人の流動性がかなり鈍化しています。
多くの人が一か所で長く働きポジションに空きがない状況ご続いています。
私個人としては日本にいる間にインターンシップのエージェントにお金を払い仕事を事前に紹介してもらうことを強くおすすめします。

次回以降有料エージェントを利用した経験を記事にしますのでご興味ある方は是非見に来ていただければ幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?