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たまには遠回りも

粟生に行き、北条鉄道に乗ってきました!
結論から言うと自然豊かな風景に癒され、良い気分転換になりました。


何より遠回りして行ったのがこの旅のハイライト。
私は兵庫県明石在住なのでJRの"加古川線"を利用したほうが粟生には早く行くことが出来るのにわざわざ神戸方面へ出て新開地から神戸電鉄に乗って行ったからです。

高速神戸駅名標

JR神戸駅から高速神戸駅を経由して新開地駅へ。
新開地駅から一つ目のお目当てである神戸電鉄粟生線に乗って粟生駅へ。

神戸電鉄5000系

そう。
神鉄に乗ることが本日のハイライト。
神戸電鉄はなかなか乗る機会がないのと、急勾配を上がっていく様が登山電車とも言われることに興味があったので是非とも体験したいという思いから敢えて遠回りをし、1時間かけて粟生まで行きました。
ロングシートで1時間、おまけに各駅停車。
お尻が痛くなったけど、勾配を上がっていくのが本当に楽しかったし、車窓から見える神戸の街並み、緑茂る山々の景色に目と心をすっかり癒されることが出来ました。
電車に乗ってるだけでマイナスイオンを感じることが出来るのでオススメです👍

神戸電鉄の車内

粟生駅は粟生線の終点。
神戸電鉄を起点から終点まで乗ること自体が初めてだったし、単線区間もあって楽しむことが出来ました。

粟生駅 駅舎

粟生駅は無人駅。
次の目的である"北条鉄道"乗り継ぎまでの数分間、駅を出て急いで駅舎を撮影。
駅の周りは何もないのどかなところでしたが、駅舎はお洒落な洋風造りでそれがかえって目立っていたように感じました。

北条鉄道

2つ目の目的である北条鉄道に乗車。
1両編成のワンマン。
日頃、JRの10両編成に乗り慣れているのでローカルなこの感じがたまらなかったです。
ディーゼル音を鳴らし、ゴトゴトと揺らしながら田園風景を走る様はノスタルジーを感じることができ、至福のひと時を送ることが出来ました。

北条鉄道(左)フラワ2000-1号、(右)フラワ2000-2号
北条駅 駅舎

30分ほどで終点の北条町に到着。
初めて訪れた場所ですが、駅前にコープがあり、粟生と違ってかなり拓けていたのでビックリ!
直ぐに折り返しの電車に乗ったので数分しか滞在出来ませんでしたが、またゆっくり訪れたいと思いました。

北条駅名標

3つ目のお目当てである"加古川線"乗り継ぎの兼ね合いで直ぐに折り返しの電車に乗り、粟生駅に戻りました。

粟生駅名標

駅の周りは本当に何もなく、山しかないという感じだけど、ジブリの世界に行ったような錯覚さえ覚えました。
山のほうに行ったらトトロに会えるかもしれませんね(笑)

加古川線125系

乗り継ぎ時間5分という短さでしたが、しばらくすると向こうから加古川線の125系がやってきました。
お目当ての103系でなかったのでガッカリしたその時、対向列車でやってきたのは103系。
加古川線は単線のため、待ち合わせをしてからの発車ということで、急いで103系を撮影。
ちょうど神鉄のホームには5000系のラッピング車も停車していたのでそちらも撮影。

加古川線103系
神戸電鉄5000系ラッピング車"たのし〜ずん"

先日、和田岬線の103系が引退したのでJR西日本は加古川線と播但線の103系が残るのみ。
こちらもいつまで走るかわからないので会えて良かったです。
でも、やっぱり乗りたいな〜。
今度、リベンジだ!


加古川線。
何も知らずに乗ったものだから1両ワンマン、単線ということに驚きました。
通勤電車の感覚で真ん中に立っていたため、ドアが開かなかったのが恥ずかしかった。
ワンマンって両端しか開かないんだね😅
1時間に1本、ワンマンということで車内はかなり混み合い、座ることは出来なかったのですが、運転席の後ろをキープ出来たので全面展望を楽しむことが出来ました。
単線なので35kmでゆっくり走る区間と70km出して走る区間があって面白かったです。
25分ほどで終点の加古川に到着。
カルチャーショックはあったものの、単線ならではの良さ、新緑の季節にピッタリな鮮やかなグリーン色をした加古川線を楽しむことが出来ました。


粟生駅まで加古川駅からだと30分。
神鉄新開地駅からだと1時間。
敢えて遠回りを選び、兵庫県明石〜神戸〜粟生〜北条〜粟生〜加古川〜明石と1周するルート旅を満喫することができ幸せな気持ちになりました。