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自然に没頭できた第3回

はじめに


自然環境リテラシー学実習 第3回 熊野街道コース 9月3〜5日

みなさん、こんにちはrinyuu0720です。 

今回は鳥羽で行われた第3回自然環境リテラシー学での記事です。

今回はコース名にもあると通りもともと熊野街道で行われる予定でした。しかし、天候などの事情により鳥羽で始まりました。今回は1回、2回とメンバーが違い少し緊張しましたが、前回も鳥羽で行って知っている場所でスタートできたのですごく落ち着いて臨むことができました。

1日目

はじまり
鳥羽では前日からの大雨警報で数時間遅れで実習がスタートしました。雨の様子を見てテントを立て、ガイダンスをしました。

ガイダンス
ガイダンスでは伊勢志摩国立公園のレッドデータブックの作成活動をフリーランスでされている、佐藤達也さんの鳥羽の自然について話してもらいました。佐藤達也さんはレッドデータブックの作成だけではなく、自然資源の豊かさを伝える活動をざっこclubで行われています。そして、第2回に引き続きガイドをしてくださるAlgaforestの柴田丈広さんと海洋ジャーナリストの内田正洋さんの紹介がありました。

雨の合間を縫ってカヤック‼︎

ガイダンス後にラッキーなことに雨が弱まったきました。そのため、1時間ほど鳥羽の海をカヤックで回りました。前回も同じ場所を通りましたが、前回とは違い夏休みシーズンのため多くの観光客が海の上から見れたり、波の高さや潮の流れが違ったりと変化があって全然退屈せずに漕ぐことができました。

カヤックの様子

出艇をした小浜に戻ると強い雨が降ってきました。そんな中でも漕ぐ練習だったり、レスキューの練習をしてる人がいて驚きました。

雨の中のレスキューの様子

キャンプでのご飯とは考えられない!

1日目の夜ご飯はアヒージョとペペロンチーノでした。

アヒージョは名前は知っていましたがあまり食べる機会はなく、こんなところで食べるとは思いもしませんでした!調理するのに油をとても使ったのですごい驚きましたが海鮮とあってとても美味しかったです!

ペペロンチーノは油の量を間違えるなどして焼きそばが完成してしまいました(笑)しかし、たまにペペロンチーノの味がして、それは美味しかったです!

海洋ジャーナリスト、内田正洋さんのお話

夜ご飯の後に海洋ジャーナリストの内田正洋さんのお話を聞きました。内田正洋さんからシーカヤックだからこそ見える世界について主に話してくださいました。そこから政治の話など色々なことに絡めて話していただき、とても面白く聞くことができました。

1日目の夜

1日目の夜は少し時間もあったため色々な人と話をしました。今回初めて一緒にキャンプをする人も多かったのでゆっくり話せて仲を深めれたのでとてもよかったです。


2日目

はじまり

1日目とは打って変わりきれいな晴れとなりました。鳥羽を出て伊勢の大湊まで約16キロ漕ぎました。暑さも相まって正直途中でパドルをどこかに流してやろうかと思った時もありましたがなんとか友達と共に着くことができました。着艇して地に足がついた時の感動は今でも忘れません。

16キロのツーリングの中でもいろんなことをしたり訪れたりしました。

訪れた場所として夫婦岩に訪れました。自分は初めて訪れたのですが、その初めてがまさか海からだとは考えもしませんでした。なかなか経験できることではないので経験できてよかったです。

夫婦岩を訪れた後、川に入って行きました。ここがまさに地獄への入り口でした。川は当然蛇行しており、一度先頭集団を見失ってしまうので、そこでメンタルがやられていきました。

初めての夫婦岩

そんな中でも工夫を!

体力がギリギリの中色々な漕ぎ方の工夫をしました。例えば正座漕ぎです。シーカヤックは普通足を伸ばした状態で漕ぐのですが体制を変えてみました。するとなんと言うことでしょう。足を伸ばした状態で漕いでいるときは腰を酷使して、腰がつらかったのですが、正座することで重心の位置が高くなり、腰をあまり使わないで漕ぐことができました。

正座は足が痛くなるため、長時間はできませんでしたが、いい腰のリフレッシュが出来ました。ただし、重心が高くなったために安定しないため波があるところなどではできませんでした。自分はそれで買ったばかりのサングラスを落としてしまいました。これを読んで正座漕ぎをしようと思った人は気をつけてください。

2日目の夜ご飯

そうして川を出たところで着艇し、テントやタープを張ってから夜ご飯になりました。

夜ご飯はポトフとミートドリアでした。ポトフももちろん美味しかったのですがミートドリアは別格に美味しかったです。まるでサイゼのドリアでした。なかなか時間がなく、作るのをやめようと思ったこともありましたが、少し無理して作ってよかったと思いました。これが今回のキャンプの中で一番美味しいご飯でした。

コーディネーターさん作

3日目

3日目は強風の予報で鳥羽に戻るのを諦め、宮川を遡ることになりました。風の影響によりまっすぐ漕いでいるつもりでもすぐに左に流されてしまい、前日と同様に進んでいくのは大変でした。

この日は他の船と自分を繋いで自分で2艇運ぶと言う牽引を初めて行いました。普段の2倍の重さのためとても疲れましたが、牽引を離した時はとても軽く、気持ちよく走れました。

3日目は強風ではありながらも大雨には遭わずに天気が保ってくれて気持ちよくツーリングができてよかったです。

出艇前の様子

予定を変更して、鳥羽から離れたところで着艇してので、伊勢を拠点に活動しているOutiseの南平さんが近くの駅まで送迎してもらいました。本当にありがとうございました。
こうして3日間の活動が終わりました。

最後に

今回の第3回は一緒に行うメンバーが変わったり、台風の心配をしなければならなかったり、さらに坂本先生がコロナの事情でいないほど色々な不安点があった中でスタートしました。それでも前回、前々回と比べてとても楽しく、自然に没頭することができました。それができたのは講師の柴田丈広さん、内田正洋さんやリーダー、インストラクター、コーディネーターのみなさんのおかげです。本当にありがとうございました!

帰りに虹が見えました!


次回の第4回は10月の下旬です。次回もこんな実習が行えるように頑張りたいです!


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