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ラストリテラシー

こんにちは、タニユウです。

今回は熊野市二木島で行われた第5回自然環境リテラシーの記事です。

今回のテーマは「魚が食べられなくなる?」~海とともに生きる姿を知る  
でした。

前回の紀北町からさらに南へ

今回行った熊野市は前回紹介した古里海岸のある紀北町よりもさらに南に行ったところの二木島というところです。今回も前回と同様に秋晴れで過ごしやすいキャンプでした。この場所は一番近くのコンビニまで車で20分という場所でした。一見過ごしにくいところと思いますが,暮らしている人はみないきいきとしていました。実際にまるでジブリのような世界でとても気持ち良かったです。

いきなりのハプニング

最初にグループ分けを行い自分達のグループは「ろこぎ」という舟に実際に乗って体験するということでした。ろこぎというのは小柄の木造船を櫓というもので漕ぐことです。しかしなんと、舟の櫓が壊れていて出艇できませんでした。漕ぐタイプの舟でどのように漁をするのか気になったのでとても気になったのですが,とても残念でした。ですが気を落として海に目をやると、津などこれまで見た海では見られないような生物たちがいました。エイなども見れてあまり気を落とさずキャンプを続けることができました。

ろこぎの出艇場所から帰ってきて町の散策をしました。そこにはいろいろな種類の貝、熱帯にいそうな魚など色々なものを見ることができました。個々の時間は流れる時間がゆっくりで気持ちいと感じました。

きびなご,きびなご,きびなご

今回は全ての食事で魚ばかり食べました。特に印象に残っているのはきびなごです。きびなごの素揚げはサクッと食べられてお菓子などにも使えるため、きびなごを食べる機会があったら是非やって見てください。ただ,きびなごが信じられないくらい取れてごはんに出てきたので一週間はきびなごは見たくなくなりました。他にも、カジキのステーキはこれも関しては魚ではないのではないかと思うくらいジューシーで美味しかったですし、普段魚の煮付けは好んでは食べないのですが、魚が新鮮で味付けも美味しく、バクバク食べることができました!

朝4時過ぎの出艇

私たちのグループは朝4時過ぎに定置網を引くグループになりました。やはり漁といえば早朝にやるイメージがあるのでこのグループには入れてよかったです。自分は過去回にも書いた通りヨット部なのですが、早朝に海に出るという機会は初めてだったので,その点でもとても良い経験ができたと思いました。今回の漁ではほとんど魚が取れなくて残念でしたが、こういうこともあるだろうと気を落とさず、最後のリテラシーを楽しもうと思いました。

最終回でも新しい出会い・発見

これは書いてるのがリテラシーの一日後に書いていますが,二日目のほとんどは食べているという記憶しかありません。とにかく食べて食べて食べまくりましたが(特にきびなご),海回の人たちとはもちろん,今回初めて会う人とも人とも仲よくれて良かったです。私は今までこのリテラシーの第1回から第4回までずっとカヤックをこいでいましたが,初めてカヤックをこがなかったのも新鮮でした。

ずっと食べていたとありますが,さすがに四六時中食べていたというわけではありません。今回は食べる以外に主に釣りをしました。私は今回で初めての釣りでしたが,やさしく教えてもらえて,釣りの面白さを知ることができました。特に最初に竿を握って,ミノカサゴをとれたのは一番の思い出です。自分は部活の関係で船舶免許を持っているので船を出して釣りをしてみたいとも思いました。

いろいろな目線で見続ける

この回の最後にこれからの漁村をどうしていけばいいかという題でワークショップをしました。案を出してまとめるという時間が1時間でした。正直1時間で今の日本の社会問題の1つである問題について答えを出すというのはほとんど無理だとやっていて思いましたが,たとえ理想論だとしても案を出すということが大切であるということがわかりました。例えば、「村の活性化のために住民を必ずしも増やす必要があるのか?」などさらに発想を転換したりしていくということの楽しさ,おもしろさに気づけたのでとても有意義なものにできたので良かったです。

5回の自然環境リテラシーの実習を終えて

5月に坂本先生の説明や今のリーダーさんたちの話を聞いてリテラシーを参加しようと思いました。高校までの自分は割と引っ込み思案でこのような授業にに参加するような人ではありませんでした。大学ではいろいろなものにチャレンジしようと思い参加しました。このリテラシーを通してチャレンジして正解だと感じることができました。これはこの授業を開講していただいた坂本先生,実習をいろいろリードしていた,コスケさん,リーダー,インストラクター,コーディネーター,さらに訪れた先々でサポート,提供をしていただいた方々本当にありがとうございました。本当にこの実習をとってよかったです。ありがとうございました。

ありがとう!


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