![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/125180782/rectangle_large_type_2_d56876c8e8e2e9050416a24797a66515.png?width=1200)
Photo by
hjmb
2002年からの武術エッセイ
私にとって形意拳の五行拳は、骨格あるいは関節の並べ方を確認していく、いわば武術体のチューニングをしていくような役割をはたしている。
特に崩拳は、からだのなかの働きを確認する意味において重要な拳である。
色々な動きをしていて、ちょっとおかしい。
武術のテンポからはづれてきたなと思ったら、五行拳に帰る。
そして、またそこからいろんな動きを応用して、太極拳になる。
そして、さらに、移動する土台(脚、腰)からでも安定して勁がだせるようになると八卦掌に進む。
そして、また、おかしくなると五行拳にもどる。
その繰り返し、繰り返し・・・・・・。
稽古とは、何回も初心に返り、何回も挫折してまた初心にかえることの繰り返し。
最近、つくづくそう思います。
2004年7月記す。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?