3.たまたま街に出掛けたらお姉さんたちに持ち帰られた...

奢らないといけない立場だった罪悪感と
綺麗なお姉さんが2人いた状況に若干の後悔を残し
元々の目的地としていた場所を目指す

緊張もあり極度に喉が渇いている
飲み物を買うために路地横にある自動販売機で飲み物を買おうとするが
財布がないことに気付く

お店の机の上に置いてきていたのだ
流石に自分に引いた

帰ろうとして店を出たため戻る恥ずかしさと
どう顔を合わせればいいかわからないもどかしさで
しばらく付近をうろうろしていた

戻る決心をして再び2人のいる個室へ戻ると自然と迎えてくれた

黒「帰ろうとした?」

俯きながら小さく頷くと

2人「やっぱりーw」
金「見に行ったのにいなかったから」
 「でも財布置いてあるからどうするんだろうってw」
黒「おいでおいで」

再び招かれるように2人の間に座り謝る...座らされる

黒「なんで帰ろうとしたの?」

怖いし何かされるんじゃないか不安だったと伝えると2人とも吹くように笑いながら

「そんなことしないからw」
「財布も中も見てないしお金も取ってないよ」
「そんなに警戒しなくても大丈夫だから!w」

戻って来るまでに10分程経っていたらしく
机の上には飲み物とサラダやおつまみが並んでいた

促されるように飲み物を飲むと少し緊張がほぐれたのかどっと疲れた
人生で一番の喉の乾きだったと思う

それからは再び2人に挟まれて緊張しながらも名前や年齢などそれぞれについて話した

黒髪のお姉さん まこさん 22歳 ゲームセンター勤務 彼氏いない
金髪のお姉さん ななさん 22歳 アパレル系の仕事 彼氏いる

以下 
黒髪のお姉さん→ま 金髪のお姉さん→な

2人は幼馴染の同い年でここに住んで2年だそうだ
たまたま休みが被って飲みに出歩いていたそう

まこさんはやたらおしぼりを机の上でコロコロしているし
ななさんはやたら背中を優しめにバンバン叩いてくる

そこからは完全に緊張もほぐれて
次々と運ばれて来る料理を食べながら談笑して過ごし
体調の悪さを感じながらも
財布を拾ってもらった超絶美人2人とご飯を食べるという
嘘みたいな出来事に心の中で歓喜する程にまでなっていた

そして気が付くと外は明るく知らない家のソファで寝ていた

〜登場人物〜

私 19歳 大学生 彼女いない
内気人見知り 1人暮らし 細い 女性経験なし

まこさん 22歳 社会人 可愛い系 彼氏いない
清楚系お姉さん 落ち着きのある感じ 特徴のある高い声
ゲームセンター勤務

ななさん 22歳 社会人 クール系 彼氏いる
ギャル系お姉さん 人見知り知らずな感じ ハスキーで低めの声
アパレル系の仕事

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