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5/26(日)の競馬 日本ダービーの予想~夢よ叶え~

 久しぶりに競馬の予想記事を書いている。半年前に「競馬の仕事」を辞め、今は「普通の仕事」をしていることが久しぶりという理由だ。

 辞めた理由は簡単で、このままでは自分が壊れてしまうという恐怖を感じたからである。(これは誰が悪いとかの話ではなく、細かすぎることが気になってしまう自分の気質の問題)。

 そうは言えども自分にとって競馬は特別なもの。その職業に就くことが1つの夢だったし、夢のように楽しい3年半であったことは紛れもない事実。今は少し距離を置いて、いつかまた戻りたいとは思っている。それが10年後なのか20年後なのかは分からないけれども。

 さて、個人的な話はここまでにして本題に入りたい。今年のダービーは果たしてどの馬が勝つのだろうか。

◎⑥コスモキュランダ
 デビュー戦は12着に大敗したが、立て直した2戦目でチークピース装着効果もあって4着。その後4戦目の新潟2000m戦で初勝利を挙げ、あれよあれよという間に弥生賞を勝利。そして皐月賞では”強い競馬”をして2着に善戦した。
 彼の強みは「長く脚が続くこと」だと思っている。捲って他馬を捻じ伏せた弥生賞はもちろん、前走の皐月賞は勝負所で大外を通る形であったにも関わらず、ロスなく運んだジャスティンミラノにクビ差まで詰め寄った。
 脚長の体型なのでむしろ広いコースの方がレースがしやすいのでは?と個人的には思っている。先に抜け出したジャスティンミラノをゴール手前で交わし去る。そんなイメージでいる。

岡田総帥の夢がここで叶って欲しいな。

○⑮ジャスティンミラノ
 皐月賞は後述するレガレイラがハイペースに乗り切れなかったなか、同じように速いペースへの経験がなかったジャスティンミラノはその不安を打ち消した格好だった。
 デビューから3戦。ここまで負けなしで来ており、レース運びが非常に巧いタイプ。ではなぜコスモキュランダより評価が低いのか。それは2400mは少し長いのではないか?という体型をしているからだ。
 イメージとしては先に抜け出している形になっていると思う。ただゴール手前でコスモキュランダに交わされてしまうのではないか?そのような懸念から2番手評価とした。

▲⑫シックスペンス
 スローの競馬しか経験していないため、正直どちらに転ぶかがわからない。ただこれだけ高い評価にしているのは”川田将雅騎手”だからという理由だ。騎手が走るわけはないことは承知の上であるが、彼のポジティブ取りや勝利への嗅覚は恐ろしいレベルである。
 G1のペースに戸惑うことがなければ、勝機もあるのではないか。

△②レガレイラ
 ルメール騎手かつ内枠を引いたこともあり、想定よりも人気になりそうなレガレイラ。ルメール騎手のことなので、前目の競馬を選択するのではないだろうか。評価が△にとどまっている理由は、前走の負け方が良くないと思っているからだ。
 前走の敗因を「北村宏司騎手に乗り替わって、極端に後ろの位置から競馬をしたから」と仮定するならば今回巻き返せると評しても良いが、そうとは思えない。速いペースの競馬に戸惑って流れに乗れず、最後だけ脚を使っただけではないか?筆者はそう捉えている。
 スローペースになれば浮上できるのでは?と考えても良いが、3走前のアイビーSで切れ負けしているだけに、瞬発力性能が抜きん出て高いタイプではない。
 良くて3着。そのような評価でいる。

△④ビザンチンドリーム
 前走は大きく出遅れ、4コーナーでも不利を受けたちぐはぐな競馬。そんななかでも1つの収穫があった。それは、ハミと馬具に工夫を施したことで道中に落ち着いて走れるようになったことだ。
 勝利を挙げたきさらぎ賞では掛かる仕草を見せていたが、皐月賞ではその局面がなかった。ハミをノーマルハミからトライアハミ、そしてノーズバンドを着用したことが功を奏したのだろう。
 発馬さえ決めてもらえれば…。

△⑧アーバンシック
 スタートが下手だが、末脚の堅実性はこのメンバーでトップ。今回も間に合わないだろうという考えなので△評価としているが、奇跡的に発馬が決まれば勝ってしまうかもしれない。

△⑰ショウナンラプンタ
 気性面に不安を抱えていて、3走前のホープフルSではそれが原因で7着に敗れた同馬。それを矯正するために2走前のゆきやなぎ賞ではリングハミを装着していた。これが功を奏したのかしっかりと折り合いをつけることができ、しっかりと脚を使って他馬を交わし切った。
 トライアルの青葉賞では2着。若干折り合いを欠いていたが、最後まで脚を使えた点は評価するべきだろう。
 末の堅実性はシュガークンを上回っているので、青葉賞組ではこの馬を最上位評価とした。

☆⑩サンライズジパング
 前走の皐月賞はハイペースに乗り切れず道中は押っつけ押っつけの状態。当然そんな状況では脚を溜めることができず、9着に沈んでしまった。
 皐月賞よりもペースが落ち着いてかつ、誰かが早めに仕掛ける競馬となればしれっと3着にいる…。そんな想像ができたので☆評価とした。


 発走20分前に「脚元・馬具情報早く送ってくれ~~~」と思いながら貧乏ゆすりをしなくてもよいダービーは久しぶりだ。全人馬無事にダービーDAYが終わりますように。


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