輪進合氣塾

植芝盛平翁の道文を元とした 和歌山支部道場高岡貞雄師範の△○□の結びを基本として稽古し…

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植芝盛平翁の道文を元とした 和歌山支部道場高岡貞雄師範の△○□の結びを基本として稽古しています。  本会では、日々の稽古を通じ、自ずと自分の身体・意識について考え、意識せず結果として心身の修練につながるよう稽古をしております。

最近の記事

型稽古の段取

型稽古では 覚えようとすること自体が 意識操作を身につける稽古となっている 意識操作する前段階として 思考を止める必要がある 型を覚えようとする行為には 一瞬思考が止まるという効果がある 段階として 1.型を覚える  ・思考を止めた状態を味わう  ・思考を止めることにより意識に集中できる土台を作っていく ・型の形を覚え、意識の集中の課題を設定できるようにする 2.型に技を入れる  ・型に意識の集中(配置)を入れて技がかかる(□)を体験する ・型の形にて技ができるように身につけ

    • 輪進合氣塾HP

      ホームページです。 ここに最新の稽古予定など置いてあります。 合気道重富道場Instagramのリンクです。 https://www.instagram.com/aikido.shigetomi.dojo/ 稽古の様子を確認できます。

      • 技と力技の違い

        技がかけているのか それとも力技なのか 見分けることができる 技がかかっているときは 圧力を抜いても 相手は技がかかったままでは 相手は抗することはできない 力技は 圧力を抜くと 相手の圧を下回った段階で 相手は抗することができる 技がかかっていれば (□の結びがあれば) 手加減・力加減ができ 活殺を選択でき 活殺自在となる

        • Noteへブログ記事

          ボランダリーJP https://www.voluntary.jp/weblog/myblog/1170 のブログ記事を更新できないため、 少しずつこのノートへ記事を移動していきます。

          ターン制にする

          呼吸力があるとターン制になる なぜなら□でとっているので 相手が動くためには □でかけ返すか ◯で外す の2つの選択肢しかないため このいずれにしても 1動作分の時間を消費してしまうため □でとってる側が1動作分速く動ける 相手との結びが△や◯のときは 捕りと受けの動ける順に制限がない よって 速く動ける側(瞬発力・反射神経の高い)が有利となる 自身の体力(瞬発力・反射神経)が衰えてきたとき 有効なのは□の結びとなる よって 常に□でとることを意識する稽古が重要

          ターン制にする

          型稽古の意図

          人は自己と自我との葛藤により 自己を見出すこと(本来の自分を取り戻すこと)により 自在となり成長していく 型稽古とはその段取りを再現している仕組み 自身が自我にとらわれているとき 意識的になにかを行う そのことは一時的な反映をもたらすかもしれないが、やがて自滅する なぜなら自我の世界は二元であるので 良いことと悪いことが同時に常に発生する 良いことが最初起こると次に悪いことが起こり始める 陰陽の法則 次に自滅し落ち込むと 内面に注目し 自己に気がつき 無意識で動けるようになる

          型稽古の意図

          剛の1

          剛・柔・流それぞれを4段階に分けて稽古している それぞれの身体操作が矛盾するため 分けて稽古する必要がある 剛の1は剛体を保ちつつ結び(□)を作る 方法は二通りある 1つ目は「十」に結ぶ 「十」に結ぶのは 技をかける方向として 相手の力の方向に対し 水平垂直の方向にかけていく 方向を変えるときは90度に結ぶ 方向を変えるときにこの制限があるため 型から形が離れてしまうので 型に近づけるにはその数を増やす必要が出てくる 動きの例として 下記小手返しのように水平垂直に

          合気道重富道場Instagram

          合気道重富道場Instagramのリンクを追加しました https://www.instagram.com/aikido.shigetomi.dojo/ 稽古の様子を確認できます

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          心技体

          心技体は 無から有のステップにあてはまる(内から外へ) 稽古では 1 心(無):技の型をイメージ 2 技(剛柔流):意識の集中>技の型の通りに身体を動かす 3 体(有):技がかかる 日常では 1 心(無):思考(ひらめき・欲求)>想像(イメージ化) 2 技(剛柔流):意識の集中>潜在意識へ入れる>行動 3 体(有):現実化 となる 日常と稽古は同じこと 稽古でその流れを身に着け(正常化し) 日常にて活かす(技がかかるようにしていく)ことを 稽古の目標とする 技が

          身体を使わないように

          初めの稽古では 身体をいかに使わないかを追求する 上達してきたら 意識をいかに使うかを追求していく 稽古の中では 初めの稽古の段階を 剛1-3 上達した稽古の段階を 剛4 としている これらは柔も流も同じ 「技がかかる」というのは 身体を使っていない(意識を使っている)ときであることに まず気付く必要がある

          身体を使わないように

          自然体と意識

          自然体の定義は 体の動きに氣をとられず 意識の集中をもって身体を操作する状態 稽古の中で利用する自然体には三種ある ・剛体 面 臍下丹田  ・柔体 線 中丹田   ・流体 点 上丹田  それぞれの自然体により 身体の動きとして現れる結果はバラバラであり 身体操作から入ると 面 線 点 となり それぞれ異なる動作であり 互いの動作は矛盾している 身体操作としては共通点がみられないが 意識操作の点からみると 臍下丹田 中丹田 上丹田 となり これらは意識の集中する場所が異な

          自然体と意識

          内から外へ

          内側の各点(チャクラ・丹田)へ氣(意識)を向けると外へ反映される 合気道で技をかけることは この働きのほんの一表現にすぎない 内側が原因 外側は結果である とすると 氣は方法(手段)ということになる 合気道で確認できることだが 外のすでになった形をどうにかしようとしても 変えることはできない 技がかかるために形を修正するのではない 本来の課題に戻すために形を型に近づける 内側(内面)にこそ 莫大な財産と大いなる存在がある 氣は向けた対象を増大させる効果がある 氣に

          剛から柔・流へ

          剛を踏まえておくと 柔と流へ移行しやすい 着実に身につけられる 柔へ移行するルート 剛1>剛3>柔1 1.剛1のとき△◯▢と型を覚えていく 2.剛1を細かして形を型に近づけていく 3.剛3に移行する 4.剣の型より目線を固定することを身につける 5.剛3が柔1に移行される 流へ移行するルート 剛1>剛2>流1 1.剛1のときに△◯▢と型を覚えていく 2。剛1を剛2に移行していく 3.剛2より流1の丹田位置に意識を移動させ技をかけていく 4.流1の完成 ここに柔がない

          剛から柔・流へ